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パテント・リザルト、「全業種 特許資産規模ランキング2011」を発表
全業種 特許資産規模ランキング2011、京セラが躍進
株式会社パテント・リザルトはこのほど、日本国内における企業ごとの特許総合力を評価した「特許資産規模ランキング2011」をまとめました(※)。2010年4月1日から2011年3月末までの1年間に登録された特許を対象に、個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」を用いた評価を行い、質と量の両面から総合的に評価しました。
集計の結果、1位は前年と同じパナソニック、次いで2位 ソニー、3位 東芝となりました。
【特許資産規模ランキング2011 トップ20】
※添付の関連資料を参照
上位20社には、パナソニック、ソニー、東芝などの電機メーカーのほか、トヨタ自動車、デンソー、本田技研工業などの自動車関連企業、キヤノン、セイコーエプソン、リコーなどの精密機器企業が多く見られます。
そのほか、化学業界の企業では富士フイルムが昨年より3ランク上昇の11位にランクイン、また鉄鋼業界の企業では新日本製鉄が18位にランクインしています。
前年からの上昇が最も大きいのは、20位の京セラです。登録件数が前年度よりも大幅に伸びました。携帯電話の基地局、端末、燃料電池などの分野に積極的な出願が見られます。注目度の高い特許には、基地局の電波干渉を低減するための技術や、ディプレイのバックライトなどに利用される発光素子に関する技術などがあります。
本ランキングの更に詳しいデータを下記の通り販売しております。
【全業種 特許資産規模ランキング ご提供データ】
・全業種 特許資産規模ランキング 上位100社リスト
(掲載項目:特許資産規模順位、昨年順位、企業名、特許資産規模ポイント、登録特許件数)
・全業種 特許件数ランキング 上位100社リスト
(掲載項目:特許件数順位、昨年順位、企業名、特許件数、特許資産規模ポイント)
<納品形態>
上記のデータを収録したCDで納品
<価格>
5万2500円(税込)
<<お申し込み方法>>
弊社ホームページ お問い合わせフォームよりお申込み下さい。
http://www.patentresult.co.jp/contact.html
【ランキングの集計について】
特許資産の規模とは、企業が保有する特許(米国特許庁から特許公報が発行され、失効や権利放棄されていないもの)を「特許資産」としてとらえ、その総合力を判断するための指標です。特許1件ごとに注目度に基づくスコアを算出した上で、それに特許失効までの残存期間を掛け合わせて、企業ごとに合計得点を集計しています。注目度の算出には、特許の出願後の審査プロセスなどを記録化した経過情報などを用いています。
経過情報には、出願人による権利化への意欲や、特許庁審査官による審査結果、競合他社によるけん制行為などのアクションが記録されており、これらのデータを指数化することで、出願人、審査官、競合他社の3者が、個々の特許にどれくらい注目しているかを客観的に評価することができます。
【調査対象期間】
2010年4月1日から2011年3月31日までに日本特許庁に登録された特許を対象に集計しました。