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DKSHジャパン、米社と銀塩写真用最高品質プリンター「クロミラ」総代理店契約で合意
DKSHジャパン、ZBE社と、銀塩写真用最高品質プリンター「クロミラ」の日本での総代理店契約に合意
LEDを光源に使う、高性能、低コストの銀塩写真用プリンターが初めて日本市場に上陸
DKSHジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:ペーター・ケメラー)とZBE社(本社:カリフォルニア州、アメリカ)は、ZBE 社の銀塩写真用LEDプリンター「クロミラ」の日本における総代理店の契約に合意しました。
ZBE社の銀塩写真用LEDプリンター「クロミラ」は、1998年の発売以降、改良を重ねながら世界40ヶ国以上で延べ500台以上の販売実績を築いています。DIMA(Digital Imaging Marketing Association)のデジタルプリンター部門において数々のタイトルを受賞しており、品質にも定評がある「クロミラ」が、今回の合意によって初めて日本に紹介されることになりました。
広告などの大型写真や、微妙な発色等の高品質な写真を求めるウェディングやポートレートなどの分野において銀塩写真プリントは根強い需要があります。「クロミラ」は品質に加え、生産性が高く、省スペース、低コストといった特長を兼ね備えていることから、今後、国内の写真産業への導入が期待されています。
「クロミラ」の主な特徴として、以下の4点が挙げられます。
1.高性能
ZBEの特許技術である、特殊な解像度拡張テクノロジーにより、視覚的にシャープで高解像の画像を生成し、解像度300ppiと一般的な仕様ながら、見かけ上425ppi相当の高解像度を実現しています。
2.生産性が高い
従来LED方式は光量が弱く生産性が劣ると言われていましたが、クロミラは他社の高速レーザープリンターとの比較で時間あたりの生産性について十分な性能を兼ね備えており、レーザーと同等の能力を発揮。設置床面積(1M2)あたりの生産性では世界トップのパフォーマンスを誇ります。
3.省スペース
LED露光装置本体とワークステーション類がシンプルに一体化しており、キャビネットトップカバーをはずすと、わずか76cm のドア幅からも搬入設置可能で、今まで限られていたスペースを効果的に活用し導入できます。
4.低コスト
光源にLEDを搭載することで、従来よりも長寿命で、その上、消費電力は1,000VA ほどに留まり、一般的なレーザー方式の数分の一となります。また、マッチ箱ほどの超小型温度安定化装置をLEDに搭載することで、機器全体の冷却/加温が不要で経済的、サービスメンテナンス費用も低く抑えられます。
DKSH ジャパンは長年にわたる印刷加工機械の販売、マーケティング、流通、アフターサービスなどの経験と実績を活かし、大型写真や高品質な写真印刷を行う業界に向け、ZBE 製品を紹介して参ります。
ZBE社について
ZBE社は、アメリカのカリフォルニア州・カーピンテリアに拠点を持ち、1980年に設立した光学機器メーカーです。映画界よりイメージング市場にシフトし大型3Dラインスキャナを発売以降、1998年にはクロミラプリンタの初期モデルを発売。以来世界40ヶ国以上、500台以上の販売実績を誇り、5xイメージテクノロジー(5倍速印刷)により、世界で最も生産性の高いLEDプリンターとしていずれのモデルもDIMA(Digital Imaging Marketing Association)のデジタルプリンター部門において数々の賞を受賞しています。
DKSH ジャパンについて
DKSH ジャパンは日本における最初の外資系商社の一つとして1865年(慶応元年)に横浜で創業した「シイベル・ブレンワルド商会」を継承し、以来140 年以上にわたって、日本とその文化に貢献してきました。当時「横浜甲90 番館」と呼ばれた商館は日本の生糸取引の中心となり「生糸王国日本」を築きあげる上で大きな役割を果たしました。また、日本最初のガス燈のためのガスプラント設置にも貢献し、明治中期には時計・機械などの輸入を開始するなど、日本に根ざしたスイス系商社として多くの足跡を残してきました。
また、ヨーロッパとアジアという二つの文化の間で調整役を担いながら、お客さま、ビジネスパートナーの皆様からの変化し続けるニーズにお応えし、質の高いサービスをご提供することを目的としてきました。
2009 年4 月に社名を日本シイベルヘグナーからDKSH ジャパンに改め、スイスに本社を置くDKSH グループの一員として、日本では消費財、生産資材、テクノロジーの3 つの事業部門でビジネスを展開しています。