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日本通信、米国で現地法人がコスト削減できるATM向けモバイル通信統合型機器を発表
米国ATM接続サービス50%コスト削減
− 日本通信の米国現地法人がATM向けにソリューションを発表 −
日本通信株式会社(以下、「当社」という)は、当社の米国現地法人CSCT社(通称:Contour Networks(コントゥアー・ネットワークス))が、日本通信のもつ特許技術に基づき、完全なセキュリティーを実現する無線の専用線が利用できるモバイル通信統合型機器Contour AirJack 4を発表しましたので、お知らせいたします。AirJack 4を導入すると、ATM(現金自動支払機)やPOS端末、キオスクなどの機器のオーナーは、トータル接続コスト(TCC: Total Cost of Connectivity)を最大50%削減できます。
米国でATMは、空港やショッピングセンターのほか、屋外の様々な場所に設置されています。展示会やスポーツイベントのような仮設の場所にも可動式ATMが用意されるため、固定に比べて移動させやすく、設置場所を選ばない無線によるデータ通信が求められています。
Contour Networks のCEOであるMarc J.Winnは「私たちは、ユニークなソリューションとして、米国で唯一PCI DSSの認定を受けた無線専用線と最良のカスタマー・サポートを、最も安いトータル料金で提供します」と述べています。
Contour Networksは、2006年以来、PCI DSSの認定を受けた無線専用線接続、全国をカバーするモバイル・ネットワーク、24×7カスタマー・サポート、遠隔から機器を管理できる専用ポータルサイトを提供し、ATMやPOS端末、キオスクを保有・運営するお客様に、完全なセキュリティーを実現するサービスを提供しています。
AirJack 4は、IPインターフェースをもつ各種リモート装置をモバイルのIPネットワークに接続するモバイル通信統合型機器で、Contour Networksのソリューションを強化するものです。米国を広くカバーするCDMA 2000ネットワークをサポートし、RJ−45 100/10Mbpsイーサネット・ポート、ファイアウォール、バックアップ機能を有しています。ATMやPOS端末、キオスク、デジタル・サイネージなど幅広い分野に適用でき、Contour Networksのビジネスの可能性が広がります。
*文中の社名、商品名は、各社の商標または登録商標です。
■日本通信について
1996年5月24日、日本通信は新たなモバイルサービス事業のあり方を提示するため生まれました。それから13年の歳月を経て、2009年3月、NTTドコモとの相互接続により「MSO事業モデル」を完成させ、それから2年弱でこのモデルの収益性を実証しました。ネットワークを効率的に運用する当社独自の先端技術やリアルタイムの認証技術などによって、ユニークな通信サービスをつくりだし、自社b−mobileブランド製品をお客様に提供するMVNO事業、及びメーカーやインテグレータ他のパートナー企業に提供するMVNE事業を展開しています。
MSO=Mobile Service Operator
※製品画像は添付の関連資料を参照