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英アーム、リファレンス・ソフト開発ツール・スイート「ARM Development Studio 5 v5.7」を発売
ARM、最新のARM Cortex−A7およびXilinx Zynq 7000 EPPに対応する
Development Studio 5 v5.7を発表
英ARM社(本社:英国ケンブリッジ、日本法人:横浜市港北区、以下ARM)は、アメリカ サンタクララで開催されたTechCon(TM) 2011で、リファレンス・ソフトウェア開発ツール・スイートの最新版、ARM Development Studio 5(DS−5(TM))v5.7を発表しました。この新バージョンは、ツールキットの統合により、ARM7TDMI(R)から、Cortex(TM)−A15 MPCore(TM)、最近発表されたCortex−A7まで、多様なARMプロセッサに対応する最先端のソフトウェア開発環境です。
DS−5 v5.7は今回、新しいXilinx(R) Zynq(TM)−7000 Extensible Processing Platform(EPP)に対応する実行制御デバッグおよび非侵入型な命令トレース機能もサポートしました。Zynq−7000 EPPは、デュアルコアのCortex−A9およびXilinx 28nmユニファイド・プログラマブル・ロジック・アーキテクチャを採用しています。
ザイリンクス社のプロセシング・プラットフォーム担当副社長であるLawrence Getman氏は、次のように述べています。「画期的なZynq−7000ファミリは、Cortex−A9 MPCoreプロセッサを中心としたカスタム・プラットフォームを作成できる優れた柔軟性をシステム開発者に提供します。これにより、幅広い市場アプリケーションへの対応、総システム部品数の削減が可能となります。
また、ARM DS−5、DSTREAM(TM)などの専門ツールの統合により、1つの使いやすい総合ツール・スイートでデバッグ、トレース、性能解析を可能にし、ソフトウェア開発プロセスを簡素化します。」
DS−5 v5.7は、充実したプロセッサ・サポートに加え、開発者に新しいデュアルCortex−A9 MPCoreリアルタイム・システム・モデル(RTSM)を同梱して提供します。このシミュレーションモデルによるプラットフォームは、ハードウェアの完成前に並列実行コードのテストとデバッグを可能にすることができ、これによってソフトウェアの開発期間を短縮します。最新版のDS−5には、TrustZone(R)、ハードウェア仮想化など、最先端のARMテクノロジーのサポートも含まれます。
このため、小型の組み込みセンサから、ハイエンドのスマートフォン、低消費電力サーバまで、幅広いターゲット・アプリケーションに最適なツールキットとなっています。
詳細はhttp://www.arm.com/ds5をご覧ください。フル機能の30日評価版ARM Development Studio 5も同サイトからダウンロードしていただけます。
<ザイリンクス社概要>
ザイリンクス(NASDAQ:XLNX)は、プログラマブル ロジック ソリューションのリーディング プロバイダーです。詳しい情報は、http://japan.xilinx.com/をご参照ください。
<ARM社概要>
ARMは、ワイヤレス、ネットワーク、コンシューマ・エンターテイメント・ソリューションからイメージング、自動車、セキュリティ、そしてストレージ機器といった高度なデジタル製品のコアとなる技術をデザインしています。
ARMが提供する総合的な製品・IP(知的財産)には、32 ビット組込みRISCマイクロプロセッサ、グラフィックス・プロセッサ、ビデオ・エンジン、組み込みソフトウェア、セルライブラリ、組み込みメモリ、高速コネクティビティ製品、ペリフェラル、開発ツールが含まれます。ARMは、総合的なデザインサービス、トレーニング、サポート、メンテナンスとARMの幅広いパートナーコミュニティと共に、信頼性の高い製品を迅速に市場へ投入するためのトータルシステムソリューションを、大手エレクトロニクス企業に提供しています。ARMについて詳しくは当社日本語Webサイト(http://www.jp.arm.com/)や、以下リンク(英語)をご覧ください。
− ARM website:http://www.arm.com/
− ARM Connected Community(R):http://www.arm.com/community/
− ARM Blogs:http://blogs.arm.com/
− ARMFlix on YouTube:http://www.youtube.com/user/ARMflix
− ARM on Twitter:
− http://twitter.com/ARMMobile
− http://twitter.com/ARMCommunity
− http://twitter.com/ARMEmbedded
− http://twitter.com/ARMLowPwr
− http://twitter.com/KeilTools
− http://twitter.com/ARMMultimedia
※ARMはARM社の登録商標です。CortexおよびMaliはARM社の商標です。
その他のブランドあるいは製品名は全て、それぞれのホールダーの所有物です。
「ARM」とは、ARM Holdings plc、その事業会社であるARM Limited、各地域の子会社であるARM Inc.;ARM KK;ARM Korea Limited.;ARM Taiwan Limited; ARM France SAS;ARM Consulting(Shanghai) Co.Ltd.;ARM Germany GmbH;ARM Embedded Technologies Pvt.Ltd.;ARM Norway, AS and ARM SwedenABの全部または一部を意味します。