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コダマコーポレーション、2次元CADと3次元CADを統合したCADシステムの最新版「TOPsolid v6.12J」を発売
2次元CADと3次元CADを統合したCADシステムの最新版
TOPsolid v6.12Jを11月1日に発売
コダマ コーポレーション株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:小玉博幸)は、3次元CADシステム TOPsolidの最新バージョンである「TOPsolid v6.12J」を11月1日(火)に発売するのでお知らせ致します。
TOPsolidは、2次元と3次元を完全に統合させた3次元CADシステムです。豊富なモデリング機能だけでなく、強力な2次元設計製図機能を搭載しているため、異なる3次元CADと2次元CADを併用しなくても、正確な3次元モデルと2次元図面を効率よく作成できます。
また、TOPsolidには、プラスチック金型設計支援システムTOPmold、CAMシステムTOPcamなどの関連アプリケーションが用意されており、それらとの連携で生産性の飛躍的な向上を実現します。
今回発売する最新バージョン TOPsolid v6.12Jの主な新機能を以下にご紹介します。
1.自動設計の強化
TOPsolid v6.12Jでは、複数の部品の長さや角度の変数を自動で統一できるようになりました。例えば、筺体となる部品の高さを「全高」、部品Aの高さを「全高×0.8」のように共通の変数を用いて定義すると、部品を組み合わせた際に、すべての部品の「全高」の値が自動的に統一されるため、ユーザーが部品ごとに値を入力する必要がありません。
また、寸法の値をあらかじめ定義しておいた値しか選べないようにすることもできます。例えば、50mm、100mm、150mmと3つの値を定義しておけば、誤って他の値を選ぶことを防げます。
※参考画像(1)は添付の関連資料を参照
★自動設計を支援する寸法機能 機能紹介動画 http://youtu.be/5G5MZhwzY7A?hd=1
2.曲面編集の強化
ユーザーに愛される優れた製品には、滑らかで美しい曲面が欠かせません。TOPsolidはこれまでも曲面の作成、編集機能の開発に力を入れてきました。
曲面を編集する場合、今までは曲面を構成する小さな面をひとつずつ選ぶ必要がありました。TOPsolid v6.12Jでは、指定した角度内で隣接する曲面を一括で自動選択できるため、今までよりも短い時間で編集を行えます。
また、曲面をマウスで自由に延長する機能、穴を自動で滑らかに埋める機能も追加されました。
3.板金設計の強化
TOPsolidには板金部品の設計、展開図の作成を行う強力な機能を備えています。
TOPsolid v6.12Jでは、1つの部品を設計すれば、左右対称または上下対称の展開図を作成できるようになりました。
また、複数の部品の展開図をまとめて作成するときに、曲げ部分の伸びしろの計算方法を同時に設定できるようになりました。
さらに、プレスブレーキでの曲げ加工をアニメーションで確認できるようになりました。曲げ工程ごとに製品と機械が干渉しないかを設計段階で確認でき、手戻りを防止します。
※参考画像(2)は添付の関連資料を参照
★曲げ加工アニメーション 機能紹介動画 http://youtu.be/oYVWZkLxxPM?hd=1
■対応しているOS
Windows 7 Professional、Ultimate
Windows Vista Ultimate、Business、Enterprise
Windows XP Professional SP3
■価格 609,000円〜
年間のメンテナンス料金を含まない、ソフトウェアライセンス使用権のみの標準価格(税込)です。
*このプレスリリースに記載された会社名、商品名は、各社の商標、または登録商標です。