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アドビ、ソーシャルメディアのモニタリングや測定など実現する「Adobe SocialAnalytics」を発表
マーケティング部門のソーシャルメディア活用において、
モニタリング、測定、収益化を実現する
Adobe SocialAnalyticsを発表
「ソーシャルメディアでのマーケティングの最適化」、
「データに基づいた実行可能な洞察の取得」、
「各チャンネルに応じたメディア戦略の構築」、「ROIの改善」を同時に実現
アドビ システムズ 株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:クレイグ ティーゲル、以下 アドビ システムズ)は、Adobe(R) Digital Marketing Suite, powered by Omniture(R)の一部を構成する新製品、Adobe SocialAnalyticsを発表しました。
Adobe SocialAnalyticsを通じ、企業のマーケティング部門はソーシャルメディアのモニタリング、測定、および収益化が可能になります。これによってソーシャルネットワークやオンラインコミュニティに関連したすべての活動をひとつのアプリケーション上に集約することが可能となります。それぞれの活動が主要なビジネス指標やブランド認知にどのような影響を及ぼすかを判断し、最終的には各チャンネルを通じた各ソーシャルプラットフォームやセグメントに対して、マーケティング戦略を構築すると共に、ROI(投資効果)の改善を図ることができるようになります。
アドビ システムズ社のデジタルマーケティングビジネスユニット担当上級副社長 兼 ジェネラルマネージャーであるブラッド レンチャー(Brad Rencher)は、「ソーシャルWebは世界最大のフォーカスグループです。したがって企業のマーケティング部門はソーシャルメディアに参加し、情報を取得するための最善の方法を見出そうと努力しています。これまでのマーケティング部門には、関連深い意見や活動を特定し、ソーシャルメディアでの顧客の活動をブランドやビジネスへと結びつけ、そこから得られる影響の最適化を支援するソリューションが欠けていました。Adobe SocialAnalyticsを活用することで、企業のソーシャルメディアへ参加の判断に役立つ情報が得られ、これまでの推測を、実際の洞察に基づく戦略や実験によって置き換えることができます」と述べています。
Adobe SocialAnalyticsは Facebook、YouTube、Twitterなど、人気があり、インタラクティブな会話が行われるあらゆるソーシャルプラットフォームのモニタリングおよび測定が可能です。貴重なソーシャルデータを、各企業が行っているオンラインマーケティング活動の流れに沿って取得することでマーケティング部門は、以下を容易に取得することができるようになります。
・自社のビジネスに対するソーシャルメディアの影響
・自社のソーシャルへの関与や会話における、実際の収益化への貢献
・ソーシャルメディアにおいて自社のビジネスに影響を及ぼす発言者の特定
・自社のWebサイトへのトラフィックやコンバージョン率などとの関連性
Adobe SocialAnalyticsは、アドビ システムズ社がすでに提供している、次のような画期的なソーシャル測定および最適化サービスを補完するものです。
<Facebook Measurement>
マーケティング部門は、Facebookページ、ファンに関する属性データ、「いいね!」ボタンのクリック数や共有など Facebook独自の要素を理解するために Adobe SocialAnalyticsを利用できます。このデータを Facebook上で実際に行われている会話の流れに沿って見ることにより、Facebookの最善な活用方法に関する洞察を得ることができます。
<Facebook App Measurementと Mobile App Measurement>
Adobe SocialAnalyticsを利用することで、マーケティング部門は、自社のアプリケーションに関する利用データをその他のソーシャルな活動のコンテクストにおいて分析することができます。これによってソーシャルおよびモバイル アプリケーション戦略の有効性、ならびにこの戦略が他のソーシャル上での活動にどのような影響を及ぼしているか、あるいはそれらの活動からどのような影響を受けているかを、包括的に把握することができます。
<Viral Video Measurement>
動画のバイラル(口コミ)測定によって、ビデオ共有サイトでの口コミベースの動画キャンペーンの成果を確認することができ、ソーシャルプラットフォーム上での動画の活用法をさらに最適化することができます。
<Twitter Measurement>
人気の高いマイクロブログにおける特定のブランドに関する顧客の活動を測定することができます。Webサイトへの訪問者数やそのほかのオンラインサイトへの流動など、自社についてのTwitter件数の拡大がほかのチャンネルにもたらす影響を把握することが可能になります。
<提供予定>
Adobe SocialAnalyticsの日本語対応版は、2012年上旬に日本での提供が開始される予定です。
<Adobe Digital Marketing Suiteについて>
Adobe Digital Marketing Suite, powered by Omnitureは、オンライン ビジネス最適化のための統合されたオープンなプラットフォームです。顧客インサイトを活用することで、ビジネスでの革新を促すとともにマーケティングの効率を高めることができます。この統合ソリューションは、顧客インサイトを収集・活用し、集客やコンバージョン、リテンション、およびコンテンツ作成と配信を最適化するためのアプリケーションから構成されています。例えば、マーケターはこの統合ソリューションを使って最も効果的なマーケティング戦略と広告の出稿プランを決定でき、またWebサイト、ディスプレイ広告、e−メール、ソーシャルメディア、ビデオ、モバイルなどのデジタルマーケティング チャンネルを横断して、関連性が高く、パーソナライズされ、一貫性のある顧客体験を作り出すことができます。この統合ソリューションでは、顧客とのインタラクションの改善や自動化ができるため、マーケティングROI(投資対効果)を最大化し、最終的には利益率を高めることが可能です。
<アドビ システムズ社について>
アドビ システムズ社は、世界を動かすデジタル体験を提供します。アドビ システムズ株式会社はその日本法人です。同社に関する詳細な情報は、Webサイトに掲載されています。
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