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マツダ、東京モーターショーで新世代中型セダンのコンセプトモデル「マツダ 雄(TAKERI)」を公開
マツダ、東京モーターショーで新世代中型セダンのコンセプトモデル「マツダ 雄(TAKERI)」を初公開
− SKYACTIV技術を全面的に採用した新型SUV「マツダ CX−5」も出品 −
マツダ株式会社(以下、マツダ)は、今年の12月3日〜11日に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される「第42回東京モーターショー」(*1)において、マツダの新世代中型セダンを表現したコンセプトモデル『マツダ 雄(TAKERI)』を世界初公開します。また、SKYACTIV(スカイアクティブ)(*2)技術を全面採用した新型クロスオーバーSUV『マツダ CX−5』を日本初公開するとともに、最新の技術や市販車も出品します。
※製品画像は添付の関連資料を参照
今回のマツダの出品テーマは、「環境の先にある、走る歓びを〜クルマを愛する人がいる限りマツダは進化し続ける」。技術開発の長期ビジョン「サステイナブル“Zoom−Zoom”宣言」のもと、マツダは環境性能とダイナミックパフォーマンスを飛躍的に向上させるSKYACTIV技術を発表。今年6月に国内で発売した「マツダ デミオ」や9月からグローバル市場に順次導入している「マツダ アクセラ」を通じて、一部技術(*3)を実用化しています。
『雄(TAKERI)』は、マツダの新デザインテーマ「魂動(こどう)」をベースに、既存のセダンにはない力強く、艶やかなスタイリングを目指しました。高効率かつパワフルな新世代クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV−D」を搭載するなど、SKYACTIV技術を全面的に採用することにより、力強く気持ちのよい走り、セダンにふさわしい快適性・乗り心地を実現します。また、これらSKYACTIV技術に加えて、アイドリングストップ機構「i−stop(アイストップ)」や減速エネルギー回生システムといった電気デバイスを搭載し、優れた燃費性能を実現します。
『CX−5』は、パワートレイン、ボディ、足回りとSKYACTIV技術を全面的に採用する、マツダの新世代商品群の第1弾です。「魂動」デザインに基づき、従来のSUVとは一線を画す力強い生命力・躍動感を表現。また、新世代クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV−D」をマツダ車として初採用するなど、上質かつ気持ちのよい走りと優れた環境・安全性能を高次元で両立。来春の国内市場導入を予定しています。
*1 プレス招待日は11月30日と12月1日。マツダのプレスカンファレンスは11月30日午前8時30分を予定。
*2 「SKYACTIV−G」ガソリンエンジン、「SKYACTIV−D」ディーゼルエンジン、「SKYACTIV−DRIVE」オートマチックトランスミッション、「SKYACTIV−MT」マニュアルトランスミッション、「SKYACTIVボディ」、「SKYACTIVシャシー」を含む。
*3 「デミオ」にはSKYACTIV−G、「アクセラ」にはSKYACTIV−GおよびSKYACTIV−DRIVEを採用(一部モデル)。
■マツダの出品内容
〔参考出品車〕
出品内容:
・「マツダ 雄(TAKERI)」コンセプト 〔世界初公開〕
・「マツダ CX−5」(国内仕様) 〔国内初公開〕
・「マツダ 靭(SHINARI)」コンセプト 〔国内初公開〕
〔市販車〕
出品内容:
・「マツダ デミオ」、「マツダ ベリーサ」、「マツダ アクセラ/アクセラスポーツ」、「マツダ プレマシー」、「マツダ ビアンテ」、「マツダ ロードスター」など(計17台)
〔技術展示〕
出品内容:
・「SKYACTIV−D」、「SKYACTIV−G」(2.0Lおよび1.3L)、「SKYACTIV−DRIVE」、減速エネルギー回生システム
※上記の他に、「SMART MOBILITY CITY(スマート・モビリティ・シティ)2011」(主催:SMART MOBILITY CITY 2011実行委員会・日本自動車工業会)に参加・出品を予定。
■主要出品の概要
【「マツダ 雄(TAKERI)」】
マツダの新デザインテーマ「魂動」をベースにして、「誰もが直感できるセダンらしさ」と「エモーショナルで突き抜けた魅力」を、高いレベルで両立させることを追求しました。技術的にはSKYACTIV技術を全面的に採用、「SKYACTIV−D」が寄与する力強く気持ちの良い走りととともに、軽量化や空力改善技術等の採用により優れた快適性・乗り心地を実現します。また、アイドリングストップ機構「i−stop」を採用するとともに、マツダ初となる減速エネルギー回生システムを搭載。減速時に放出されるエネルギーを効率的に回生してキャパシターに蓄電し、電装品等の電力として使用することが可能であり、従来発電に要したエンジンによる燃料消費を抑制します。これら電気デバイスの効果もあり、『雄(TAKERI)』は優れた燃費性能を実現します。
「減速エネルギー回生技術」は、マツダの「ビルディングブロック戦略」のステップ2となる電気デバイス技術。「ビルディングブロック戦略」は、エンジンやボディといった既存技術を改良した上で、電気デバイスを段階的に導入していくもので、ステップ1がアイドリングストップ機構「i−stop」、ステップ2が減速エネルギー回生技術、ステップ3がモーター駆動技術(ハイブリッド車など)としています。
【「マツダ CX−5」】
エンジン(ガソリンおよびディーゼル)、トランスミッション、ボディ、シャシーと、SKYACTIV技術を全面的に採用したマツダの新世代商品群の第1弾。「魂動」デザインを採用する初めての市販モデルとして、力強い生命力と躍動感を表現するとともに、SUVとしての機能性・扱いやすさにも配慮しています。また、意のままにクルマを操る感覚を先鋭化した、上質で気持ちのよい走りと優れた環境・安全性能を高次元で両立。新世代クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV−D」をマツダ車として初めて搭載するとともに、高効率直噴ガソリンエンジン「SKYACTIV−G」、新世代オートマチックトランスミッション「SKYACTIV−DRIVE」やアイドリングストップ機構「i−stop」を採用し、JC08モードで「SKYACTIV−D 2.2」車が18.6km/L、「SKYACTIV−G 2.0」車が16.0km/Lの燃費性能(*4)を実現します。
*4 2WD車のマツダ測定値
※製品画像は添付の関連資料を参照
【「マツダ CX−5」(国内仕様)の主要諸元】
※添付の関連資料を参照
【「マツダ デミオ」】
SKYACTIV技術(SKYACTIV−G 1.3)を初めて採用したコンパクトカー。同クラストップの燃費性能25.0km/L(JC08モード)/30.0km/L(10・15モード)(*5)を実現するとともに、スポーティかつ質感の高いデザイン、優れたハンドリングや高速走行時の安定性、快適な乗り心地を特長とします。
【「マツダ アクセラ」】
新開発「SKYACTIV−G 2.0」とともに、ダイレクト感のある操作性を提供する「SKYACTIV−DRIVE」(6AT)を搭載。スムーズで爽快な走りを実現すると同時に、2.0Lクラス(*6)トップの燃費性能17.6km/L(JC08モード)/20.0km/L(10・15モード)(*7)を実現します。
*5 「SKYACTIV−1.3」機種の場合
*6 ハイブリッド車をのぞいたガソリンエンジン搭載車(マツダ調べ)
*7 アクセラセダンが17.6km/L、アクセラスポーツが17.2km/L。いずれも15インチタイヤ装着車の場合