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電通総研、オーディエンスの動画コンテンツに対する関わりや志向性に関する調査結果を発表
PCでネット動画を見る人は5割を超え、携帯/スマホでも2割を超える
電通総研と東大橋元研究室の共同研究組織「オーディエンス・インサイト研究所」が調査結果を発表
電通総研では、東京大学大学院情報学環の橋元良明教授と共同で、オーディエンス(メディア等からの情報の受け手)について研究する「オーディエンス・インサイト研究所」を立ち上げ、活動を進めてきました。同研究所では、その一環としてオーディエンスの動画コンテンツに対する関わりや志向性に関する調査を実施しました。その結果明らかとなった主なポイントとして、以下の5点が挙げられます。 ※調査概要やより詳しい説明については後続の『資料編』でご確認下さい。
= ≪今回の調査からの主なポイント≫ =
(1)PCでネット動画(*)を見る人は5割を超え、携帯/スマホでも2割を超える。
* 動画投稿共有サイト、放送局のオンデマンドサービスなどネット経由で視聴する動画のこと
(2)パッケージソフトを購入するなどの「コレクション志向」は30代を中心に健在。
(3)若年層は短く分割された動画コンテンツに魅力を感じ、他者との「感想共有志向」が高い。
(4)普段見られないような「レア映像」への志向性が40代を中心として高い。
(5)政治関連コンテンツとPCでのネット配信には親和性がある。
今回の調査から、ネットでの動画コンテンツ接触状況や、視聴者にとって親和性の高いコンテンツのタイプ・配信方法などが分かりました。放送・通信技術のさらなる進化、新しいデバイスの開発など動画視聴を取り巻くメディア環境は日々変化を続けています。電通総研では、今後も様々なオーディエンスに関するインサイトを深めるべく、研究を継続して参ります。
― ≪資料編≫ ―
●調査概要●
◇調査目的:オーディエンスの各種情報行動の実態、動画コンテンツに対する嗜好や接し方、そして各種心理尺度等を調査し、それぞれの関連を統計的に検証する。
◇調査対象:東京都23区内在住の13才から69才までの生活者、計600人。
10代,20代,… 60代まで、それぞれ100名づつ。(各年代とも男女 50名づつ)
◇抽出方法:ランダムロケーション・クォータサンプリング
◇調査方法:調査員による訪問留置式調査
◇調査期間:2011年6月17日(金)〜6月27日(月)
◇調査会社:(株)山手情報処理センター
※以下、リリースの詳細は添付の関連資料を参照