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三菱電機、スマートグリッド・スマートコミュニティ実証実験設備を本格稼働

2011-10-22

低炭素社会と安全で豊かな社会への貢献

スマートグリッド・スマートコミュニティ実証実験設備を本格稼働開始


 三菱電機株式会社は、尼崎地区(兵庫県尼崎市)・和歌山地区(和歌山県和歌山市)拠点において2010年5月から導入を順次進めてきたスマートグリッド・スマートコミュニティ実証実験設備(総投資額約70億円)の本格稼働を開始しましたのでお知らせします。

 自社実証実験設備を活用して電力基幹系から需要家にわたる開発・検証を繰り返し行うことにより、スマートグリッド・スマートコミュニティ対応機器・システムを中心に、2015年度に関連事業の売上1兆3千億円を目指して取り組みます。さらに、それらの各機器やシステムをインテグレートしたソリューション事業の強化により、さらなる事業拡大を目指します。


実証実験設備の特長 

1.4つの検証モードで様々な実証実験に対応
 スマートグリッド・スマートコミュニティの規模や条件、機器・システムの使われ方を想定した4つのモードによる検証が可能。さらに、需給制御システム、次世代配電制御システム、自動検針システム、エネルギー管理システムを使用した様々な実証実験に対応。

 需給検証モード
  再生可能エネルギーが基幹系統に大量導入された環境を模擬し、電力の需要と供給のバランスに関する検証を行う

 配電検証モード
  太陽光発電がビル・住宅などの需要家に大量導入された環境を模擬し、配電系統の電圧制御等に関する検証を行う

 総合検証モード
  2020年の再生可能エネルギー大量導入時の環境を模擬し、電力系統全体のエネルギーマネジメントシステムの課題と対策の検証を行う

 特定地域・離島検証モード
  特定地域や離島など自立したマイクログリッドを想定した検証を行う


2.地絡・短絡事故発生装置で系統事故時の停電の影響を検証

・停電の影響を最小限に抑えるための課題抽出や技術開発を実施。
 
実証実験のねらい 
 当社はこれまで、再生可能エネルギーが大量導入された場合の影響を実地で検証することで、需要家を含めたエネルギーの最適利用に関する課題抽出と検証を行う準備を進めてきました。
 今回、スマートコミュニティに関する取り組みを強化しつつ、「低炭素で経済的かつ信頼性の高い電力系統の実現」、東日本震災の影響による新たな社会的要請である「需要家での電力消費量の見える化と制御によるエネルギー最適利用の実現」「緊急時にも対応した堅牢なエネルギーインフラの実現」を目的とし、「低炭素社会と安全で豊かな社会への貢献」を目指して本格的な実証実験に取り組みます。

設備概要 
 ※ 関連資料参照



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