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スターティア、企業向けオンラインストレージ「セキュアSamba」をリニューアル
企業向けオンラインストレージ「セキュアSamba」をリニューアル
仮想ルーターでセキュリティの高いクラウド型ファイルサーバが構築可能に
スターティア株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長 兼 最高経営責任者:本郷 秀之、証券コード3393)は、企業向けオンラインストレージ『セキュアSamba(サンバ)』のサービスリニューアルを行いました。
『セキュアSamba』は、社内にファイルサーバがあるのと同感覚で拠点間のファイル共有を行うことができるクラウド型オンラインストレージサービスです。
今回のリニューアルでは、サービスのクラウド化を行ったことで容量やCPUの増強などサーバのスペック変更が行える様になりました。更にデータセンター内に仮想のルーターを設置し、社内ネットワークとの連動が行えるオプションを追加するなど、よりファイルサーバとしての利用を重視したサービスになりました。
【特徴】
今回のサービスリニューアルの大きな特徴は、仮想ルーターオプションの追加にあります。
これはスターティアが提供するネットワーク機器レンタルサービス『マネージドゲート』をオフィス内に設置しているユーザーであれば、本オプションを申し込むことで『セキュアSamba』にお客様専用の仮想ルーターを用意し、当ルーター間のVPN接続により、社内のファイルサーバと同様の使い勝手で、よりセキュアにオンラインストレージの利用が可能となるオプションサービスです。
オンラインストレージへのデータ保存に関して、セキュリティ面への懸念から導入を見送る企業もございますが、本オプションではデータセンターとお客様事務所をVPNで直接接続する為、プライベートクラウド型のサーバ環境を利用することが可能となります。
その為、社内のファイルサーバと使用感は変わらず、サーバを購入しなくても、高いセキュリティを維持したままデータセンター内にファイルサーバを構築することができる、クラウド型ファイルサーバとも言えるサービスになりました。
オンラインストレージと事務所とで、VPN接続を行いプライベートクラウド型のサービスを提供するという形は、オンラインストレージ事業者としては珍しいサービスで、ホスティングサービスの運用実績だけでなく、多数の企業ネットワーク構築を行ってきた当社だからこそ本サービスを実現することができました。
【サービスリニューアルの背景】
『セキュアSamba』は、もともと他の事業所や自宅、取引先との情報共有を目的にサービスの開始を行いましたが、昨今のクラウドサービスへの意識の高まり共に、社内のファイルサーバを外部に保存したいというニーズが増加しておりました。しかしながら、オンライン上に社内ファイルを保存することに対し、セキュリティ面で懸念を示すお客様が多かったことから、高セキュリティのVPN接続ができる本オプションの追加を行うと共に、ファイルサーバとして利用することを目的としている為、お客様の要望に応じて容量やCPU、メモリの増強が行える様、全プランのクラウド化を実施したという背景があります。
【今後】
本リニューアルによって、クラウド型ファイルサーバとしての利用を切り口に、ファイルサーバの買い替え費用の削減や運用管理業務の軽減、災害からのデータ保護といった利用を希望するユーザーなど、オンラインストレージとは異なる新たな市場の開拓を進めていく予定です。
また引き続きニーズに合った新しい開発を進めていく予定であり、Active Directory(アクティブディレクトリ)への対応やスマートフォン用の専用アプリ開発なども検討しています。
セキュアSamba ホームページURL:http://securesamba.digitalink.ne.jp/
※提供価格など詳細は、添付の関連資料を参照