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イオン、ベトナム1号店の投資ライセンスを取得
イオン、ベトナム社会主義共和国における1号店の投資ライセンスを取得
ベトナム1号店の出店準備ならびにグループの事業展開をより一層、加速します。
イオンは10月13日(木)、ベトナム社会主義共和国(以下ベトナム)ホーチミン市人民委員会より、ベトナムにおける1号店の投資ライセンスを取得することがこのたび決定いたしました。
同日、来日中の同国共産党中央委員兼ホーチミン市共産党書記ならびにホーチミン市人民委員会副委員長が、東京都内で開催される「ホーチミン市における裾野産業・IT 産業・ソフトウェア産業の投資促進セミナー」において、本件投資ライセンスを当社に授与されます。
ベトナムにおいて、イオンはすでに2008年5月、金融事業会社であるイオンクレジットサービス(株)およびその子会社が100%出資する「ACS TRADING VIETNAM Co.,LTD」を設立し、日系企業初となる割賦販売事業の展開を開始し、現在同事業を請け負っている加盟店は約300店にまで拡大しています。また、コンビニエンスストア(CVS)を展開するミニストップ(株)が昨年12月、ベトナムにおけるフランチャイズシステムによるCVS展開に向けて地元企業であるG7サービスアンドトレーディング(株)と基本覚書を締結し、現在フランチャイズ1号店の出店に向けて準備を進めています。
そのほか、イオン(株)、イオンモール(株)、イオンディライト(株)が駐在員事務所を設立し、ベトナム国内での市場調査および店舗の物件探索など、事業展開の準備を進めてまいりました。
今回のホーチミン市タンフー地区における1号店の投資ライセンスを取得したことで、イオンは、ベトナムでの会社設立が可能になるとともに、今後、グループが運営するショッピングセンターおよび直営店舗の出店が可能となります。タンフー地区はホーチミン市の中心部から西に位置し、市政府により開発が進んでいるエリアです。
イオンは、現在ASEANエリアにおいて、GMS(総合スーパー)およびSM(食品スーパー)をマレーシアに27店舗、タイに29店舗展開しています。当社は、本年度を初年度とする中期3カ年計画において、「アジアシフト」を明確化しており、その具現化に向けて、中国・ASEANエリアでのグループ一体となった事業展開を加速する方針です。
今回のライセンス取得を機に、イオンはベトナムの人々の多様なニーズにお応えし、地域のお客さまにご満足いただける店舗、商品、サービスのご提供を実現できるよう、グループ一丸となって、事業展開の準備を進めてまいります。