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ワコール、「女性の身体意識と生活スタイルに関する調査」結果を発表

2010-11-08

女性のエイジングと身体意識
〜『女性の身体意識と生活スタイルに関する調査』結果について〜



 株式会社ワコールは、女性の心理と下着の関係を社会科学的な手法で調査研究するプロジェクト『cocoros(ココロス)』を2004年に発足し、翌2005年より、聖心女子大学文学部教授・菅原健介氏(専門:社会心理学・性格心理学)、東京未来大学・こども心理学助教の鈴木公啓氏との共同研究を進め、『女性は見えない下着になぜこだわるのか。』『下着からどのような心理的効果を得ているのか』などのテーマに取り組んできました。 今回は「エイジング(加齢)」をめぐって、いつまでも若々しい姿をとどめておきたいと思いながらも、年齢とともに体型が変化するという事実を、女性は心の中でどのように受け止めているのかに着目し、20代から70代前半の、首都圏在住の女性約1,100人を対象に『女性の身体意識と生活スタイルに関する調査』を実施しました。加齢の自覚や身体の変化に対して、女性は“心の若さ”をどのように意識しており、それが生活姿勢や生き方、また理想とする体型像にどのように表れているのかを考察したものです。


●調査の実施概要
 調査対象:20歳〜74歳の女性(居住地:首都圏)1,123人
  (20代、30代、40代、50代、60代、各年齢層で約200人、70〜74歳で約100人)
 調査方法:Web調査(インターネット調査)
 調査時期:2010年8月23日(月)〜24日(火)


【結果の概要】
 *今回の調査から大きく3つの顕著な傾向が考察されました。

 (1)ボディの変化を強く意識する曲がり角は、40代。
 (2)心の中では、加齢のスピードにブレーキをかけている。
     年齢が高まるごとに、心の年齢はより若くあろうとする。
 (3)心の若さ「マイナス5歳」が、人生をさらに前向きに。
    「マイナス5歳」より心が若い人は、外見の若さにもこだわり、アクティブな生活を実践。


【調査結果の要旨】
 (1)ボディの変化を強く意識する曲がり角は、40代。
   年齢を経るとともに、容姿やボディにさまざまな変化が現れます。「下腹部が出てきた」「自分の体は若々しさを失ってきた」「ウエストが太くなってきた」「ヒップが垂れてきた」「バストが垂れてきた」といった項目で、「非常に強く感じる」と「強く感じる」と答える人が20代から30代、そして40代にかけて急激に増加し、40代以降はほぼ一定になることがわかりました。40代という年齢層が、ボディの変化をとりわけ強く意識する曲がり角になっています。

   図表1【身体変化意識】
    ※添付の関連資料「詳細資料」を参照

 (2)心の中では、加齢のスピードにブレーキをかけている。
   年齢が高くなるにつれて、実年齢よりも若いと感じる人が増えていきます。実際の年齢に対して、心が感じている年齢(実感年齢)は30代で平均マイナス1.7歳、70代前半になるとマイナス6.5歳。年齢とともに、心の中では加齢のスピードにブレーキがかかってくるわけです。
   ボディの変化を強く意識する40代から60代の年齢層に着目して、心が感じている「実感年齢」をみると、実年齢に対して平均マイナス4.8歳。おおむね「マイナス5歳」が心の若さを比較する目安となりそうです。

   図表2【何歳に感じているか(実感年齢)】
    ※添付の関連資料「詳細資料」を参照

 (3)心の若さ「マイナス5歳」が、人生をさらに前向きに。
   体型の変化を意識する曲がり角である40代以降、60代までについて、「実感年齢、マイナス5歳」を境に、「より若く感じている人(実感年齢若い群)」と、その逆に「より高齢に感じている人(実感年齢高い群)」に分け、それぞれの意識や行動の違いを調べてみました。
   *1,123名のサンプルから40〜60代の613人(55%)を対象に分類

  1)身体に対する意識…心の年齢が若い方が、
   20歳頃の体型を維持していると感じている人が多い
   20歳前後の自分自身と比べて、身体の変化をどの程度意識するのかを聞くと、「実感年齢若い群」は、「実感年齢高い群」に対して、下記の項目にみるように、身体の変化を「非常に強く感じる・強く感じる」と答えた人が少ないという結果になりました。これは、言い換えると、「心の年齢が若い方が、20歳の頃の体型を維持していると感じている人が多い」ということです。特に50代をみると、心の年齢が若い方が、「ヒップが垂れてきた」「バストが垂れてきた」の項目で10%以上少なくなっており、20歳の頃の若々しい体型を維持していると感じている人が多いと考えられます。

   図表3【身体変化意識】
    ※添付の関連資料「詳細資料」を参照

  2)若さに対するこだわり…心の年齢が若いと、外見の若さにこだわる
   「実感年齢若い群」は、「実感年齢高い群」に対して、下記の項目で、40〜60代のいずれの年齢層でも「あてはまる」と答えた人が多いという結果になりました。特に、「同年代の中では若い方でいたい」「できるだけ実年齢よりも若く見られたい」の項目では40代、50代、60代ともに10%以上多くなっています。心の年齢が若い方が、見た目や体型といった外見の若さに強くこだわり、それが生活習慣や行動に影響していくようです。

   図表4【若さに対するこだわり】
    ※添付の関連資料「詳細資料」を参照

  3)生活習慣に対する考え方…心の年齢が若いと、より積極的で行動的
   「実感年齢若い群」は、「実感年齢高い群」に対して、下記の項目で、40〜60代のいずれの年齢層でも「あてはまる・ややあてはまる」と答えた人が多いという結果になりました。特に「人よりも動き(動作・歩行など)が早いほうだ」「自分を磨くための情報や方法は、どんどん取り入れるようにしている」では40〜60代のいずれの年齢層でも10%以上多くなる一方で、「実感年齢高い群」は「歩いていくよりも、車やタクシーで移動することが多い」と、歩くなどの運動を避ける傾向がみられます。心の年齢が若い方が、より積極的で行動的な生活を実践していると考えられます。

   図表5【生活習慣に対する考え方】
    ※添付の関連資料「詳細資料」を参照



※以下、リリースの詳細は添付の関連資料を参照


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