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積水化学、将来のライフステージの変化にも柔軟対応の中高齢層向け平屋住宅「楽の家」を発売
セキスイハイムの平屋『楽の家』の発売について
― 目指したのは、人生を楽しみながら“楽”に過ごせる住まい ―
積水化学工業株式会社 住宅カンパニー(プレジデント:高下貞二)は11月5日(金)より、セキスイハイムの平屋『楽の家』を全国(沖縄・北海道を除く)で発売します。
団塊世代の定年退職が始まった3〜4年前から、階段の上り下りの無い平屋生活の快適さが見直され、静かなブームとなっています。当社では2006年に木質系「グランツーユー・スイートワンストーリーハウス」、2007年に鉄骨系の小屋裏付き平屋「ドマーニ・コンファティック1.5スタイル」を発売。そして今回、新コンセプトの平屋として『楽の家』を発売し、平屋市場に本格参入します。
新商品『楽の家』は、中高齢層をターゲットに、「気分が楽・身体が楽・家事が楽・家計が楽・将来が楽」の5つの楽を追求。将来のライフステージの変化にも柔軟に対応し、安心・快適に住み続けられるよう、末永くサポートしていける住宅として差別化できると考えています。
【セキスイハイムの平屋『楽の家』の特徴】
<5つの“楽”を追求>
1.気分が“楽”
平屋プランの場合、2階建てプランと比較し階段や2階ホール・トイレのスペースが必要ないことから(約12%省スペース化)、収納スペースなどへの有効活用が可能。程よい距離感を保ちながら夫婦で楽しみをシェアするなど心地よい関係が叶います。
2.身体が“楽”
高気密・高断熱のセキスイハイムの構造躯体に、独自の第一種換気システムを標準採用することで家じゅうが心地よい快適な温熱環境と空気環境を実現しました。また、フィルターにより花粉、粉塵などのアレルギー原因物質を取り除き、ヒートショックの予防も期待できるなど身体への負担を和らげる住まいです。身体が楽な住まいは、家の中での活動量も増え、健康維持・介護予防に繋がります。
3.家事が“楽”
暮らしのすべてがワンフロアーで完結するのが平屋の大きなメリットです。階段の上り下りがなく洗濯や掃除など家事負担も軽減されます。さらに、『楽の家』ではシャワーで流すだけで皮脂汚れが落ちる「らくり〜んコート浴槽」や、お手入れしやすいフチなしシステムトイレを標準採用。煩わしい水回りの掃除を楽にしました。また、フィルターを自動洗浄し、約10年間フィルター取り外し不要(※1)のレンジフードも標準仕様とし、より家事の負担を楽にします。
4.家計が“楽”
家は建てた後にも様々な出費があります。太陽光発電システムを搭載すれば、光熱費の大幅削減が可能となります。また、耐久性の高い外壁材、屋根材を採用しているのでメンテナンスに掛る費用も削減できます。『楽の家』は住まいにかかるメンテナンス費を大幅に削減する、家計が楽な住宅となっています。
5.将来が“楽”
入居後に発生する様々な要望に応えるため窓口を「お客様センター(※2)」に一本化し365日24時間受付します。プロのサービスマンが、家の診断やメンテナンス、リフォームをはじめ、住み替え、建て替え、資産運用まで幅広い要望に応えます。
また、優良ストック住宅推進協議会(以下スムストック)(※3)の条件をクリア。一般社団法人移住・住みかえ支援機構(以下JTI)(※4)の「移住・住みかえ支援適合住宅制度」の利用も可能で、将来の納得いく売却ならびに賃貸への活用をバックアップします。
※1 お客様の調理状況・使用頻度・使用環境によって洗浄回数やフィルター寿命は異なります。
※2 お客様センターとはアフターメンテナンス、リフォームから住替え建替えまで一括相談できるセキスイハイム総合窓口です。
※3 優良な中古住宅の流通を目指し、住宅メーカーが協力して取り組む協議会。
※4 JTIの「マイホーム借上げ制度」は、50歳以上の方のマイホームを終身に亘って借上げ、安定した賃料収入を保証する制度。
■開発の背景
1.平屋ニーズの増大
少子高齢社会が進行し、1世帯あたりの人数は今や2.4人台。かつて標準家族といえば夫婦と子ども2人の4人家族でしたが、高齢者のみ世帯が増加しています。また、65歳以上の夫婦は子どもと同居より、夫婦のみ世帯の方が上回っています。子どもが独立した後は「広すぎて掃除が大変」、「階段の昇り降りが苦痛」などの理由から、平屋に建替えたいといった声も少なくありません。平屋の建設は年間26,000〜27,000棟ですが、コンパクトで快適な住まいを求めるニーズは年々強くなっており、市場規模の拡大が予測されます。
2.老後の理想の住まい、平屋派が増加
老後の理想の住まいは、ワンフロアーでの生活です。当社住宅カンパニーの研究機関である株式会社住環境研究所の2006年「老後の理想の住まい」調査では平屋派とマンション派は拮抗していましたが、今年度の調査では平屋派が47%に増加、マンション派は33%に減少し、平屋人気が高まっています。そして平屋派の77%が「リビングなどは広く、他はコンパクトでメリハリある間取り」を支持しています。
3.老後の暮らしの価値意識の変化
リーマンショックなどの経済危機や年金不安などの深刻化から老後の暮らしの価値意識も、「光熱費など生活上の経費がお得な暮らし」、「家の維持管理が楽な住まい」をより重視するようになる一方、「温度差のない快適な暮らし」を求めるニーズも増加しています。今回発売する『楽の家』はこうした中高齢層の価値意識の変化を踏まえて商品化しました。
※以下、リリースの詳細は添付の関連資料を参照