Article Detail
矢野経済研究所、ビル管理市場に関する調査結果を発表
ビル管理市場に関する調査結果 2010
【調査要綱】
矢野経済研究所では、次の調査要綱にてビル管理市場の調査を実施した。
1.調査期間:2010年6月〜9月
2.調査対象:ビル管理業者(清掃、設備管理、警備業務等を主たる業務内容とする業者)
3.調査方法:当社専門研究員による直接取材、及び電話アンケート調査、文献調査併用
【調査結果サマリー】
◆2009年度のビル管理市場規模は2兆9,184億円、前年度比97.2%となった
2009年度のビル管理市場規模は、前年度比97.2%の2兆9,184億円となった。2008年度に引き続き、2009年度も経済不況の影響を受ける結果となった。
◆有力企業における現在の注力事項は価格競争力のアップなど
市場のパイが減退する中、発注先の決定過程において入札方式が増加、定着する傾向が強まり、参入プレイヤーにおいては従来以上に価格競争力をつける必要性が高まっている。
◆2010年度の市場規模予測は2兆7,746億円、前年度比95.1%
2010年度のビル管理市場規模は、前年度比95.1%の2兆7,746億円と予測する。2010年度の市場環境は、2009年度からさらに悪化することはないが、総じて回復傾向には遠く、下半期はやや回復基調がみられるものの、概ね底這傾向で推移する見通しである。
【資料発刊】
資料名: 「2010年版 ビル管理市場白書」
http://www.yano.co.jp/market_reports/C52203000
※以下、リリースの詳細は添付の関連資料を参照