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IHIMU、シンガポール向け31万トン型タンカー「TAKAOKA」を引き渡し
31万トン型タンカー「TAKAOKA」の引き渡し
株式会社アイ・エイチ・アイ マリンユナイテッド(IHIMU,社長:蔵原 成実,所在地:東京都港区)は,9月22日(木),呉工場(広島県呉市)にてRebun Shipping Pte.Ltd.(所在地:シンガポール)向け31万トン型タンカー「TAKAOKA」を引き渡しました。
本船は、これまで弊社にて多数建造してきたVLCCをベースとしながらも、より船舶としての安全性を高めるためのCSR(*1),PSPC(*2)といった新たなルールを適用した、次世代型VLCCの1番船となります。また、本船は安全面のみならず、弊社開発の船尾付加物であるLV−Fin(*3),及びAT−Fin(*4),を.装備することによって、低燃費性能を実現し、経済面にも配慮した船型となっています。
*1:CSR(Common Structural Rules):共通構造規則
*2:PSPC(Performance Standard for Protective Coatings):塗装性能基準
*3:LV−Fin(Low Viscaus Resistance Fin):プロペラ回りの流れを整流するフィン。
*4:AT−Fin(Additional Thrusting Fin):プロペラの回転流を船の推進力に変えるフィン。
※主要目、参考画像は添付の関連資料を参照