Article Detail
小林製薬、生活習慣病に関する意識・実態調査の結果を発表
≪2011年生活習慣病に関する意識・実態調査≫
〜メタボに対する2005〜2011年における意識・実態の変化を分析〜
認知向上に伴い、メタボ該当者の自覚率が9割を突破
該当者の約半数が自ら対処するなど「セルフケア意識」が生活者に定着
≪調査結果の総括≫
メタボ該当者の自覚と対処意識は着実に向上も、特定検診の受診率は停滞傾向
■40〜50代男性の32.6%がメタボ該当者+メタボ予備軍
■この6年間でメタボの自覚率は飛躍的に向上、自身がメタボであることを91.6%が自覚
■メタボで有る無しに関わらず、男性全体の31.8%、女性全体でも12.4%が自身をメタボだと思っている
■メタボ自覚率の高まりに合わせてセルフケア意識も向上、メタボ該当者の45.3%が自ら対処
■メタボで無くても対策!全体の20.2%がメタボ対策を実施。非該当者でも16.7%が対策
■一時話題を集めた特定検診の受診率は伸び悩み、導入から3年も30.1%に止まる
本調査ではメタボリックシンドロームに対する生活者の理解が進み、メタボ該当者は自覚、対処を行っている割合も向上していることが示されました。結果を見ると、メタボ該当者の9割以上がメタボを自覚、半数近くが自ら対処を行っていました。2005年の第1回調査で、自覚は7割以下、対処を行っていたのは1割以下という結果だったことからも、メタボの認知と対処意識が確かなものになっていることが伺えます。
一方、メタボを認知させるきっかけとなった、「特定健康診査・特定保健指導」の受診は進んでいない様子です。それは、受診率がメタボ自覚者でさえも、37.9%に止まっている結果からも明らかです。
≪調査の概要≫
弊社では、重篤な病気を引き起こすリスク要因となるメタボリックシンドロームに着目し、その対策製品の開発に努めてまいりました。それに伴い、生活者の意識と実態を把握するため、2005年より20代以上の男女の「生活習慣病に関する実態調査」を実施しており、本調査は、第6回目の実施結果となります。
≪調査設計≫
1)調査方法:インターネット調査
2)調査対象者:20代以上の男女
3)調査地域:全国
4)有効回収数:1,000
5)標本構成:20代、30代、40代、50代の男女各125人
6)実施期間:2011年9月10〜11日
※毎年実施している調査は同一の方に聞いたものではありません。
≪調査結果の詳細≫
*添付の関連資料を参照