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JX日鉱日石エネルギー、車両情報を活用した次世代型サービスステーションの開発・実証を開始
車両情報を活用した次世代型サービスステーションの開発、実証を開始
〜経済産業省「グリーン・ステーション普及実現化事業」「次世代エネルギー・社会システム実証事業」に採択〜
当社(社長:木村 康)は、社会の変化、自動車の進化に対応する、次世代型サービスステーション(以下 SS)の開発に向け、愛知県における「グリーン・ステーション普及実現化事業」、および福岡県における「次世代エネルギー・社会システム実証事業」(いずれも経済産業省からの委託事業)を開始しますので、お知らせいたします。
今回行う事業はいずれも、車両情報の活用、およびSSや車両のエネルギーマネジメントシステム(EMS)の開発を軸とし、未来のSSに求められるサービスの可能性を検証していくものです。愛知県豊明市のDr.Driveセルフ豊明栄店では、「ガソリン・軽油車を対象とした新たなモデルSS」、また福岡県北九州市のDr.Driveセルフ八幡東田店では、「電気自動車(以下、EV)を対象とした次世代型のコンセプトモデルSS」の開発、実証を行います。
当社は、次世代型SSの開発を通じて、SSや車両、さらに地域全体の低炭素化の実現に貢献してまいります。
記
1.「グリーン・ステーション普及実現化事業」
事業名:グリーン・ステーション普及実現化事業
(石油製品販売業構造改善対策事業のひとつ)
対象車両:ガソリン車・軽油車
実証場所:Dr.Driveセルフ豊明栄店(愛知県豊明市)
開発・実証期間:2011年9月〜2012年3月
事業者:JX日鉱日石エネルギー株式会社
事業概要:
・SS来店時に取得する車両情報により、ドライバーのエコドライブを支援する車両EMS(※1)開発・検証、および簡易故障診断システムを活用したビジネスモデルの検証
・既に同SSに設置している太陽光発電、LED照明等を含めた、SS運営エネルギーを管理するSS・EMSの開発、検証
*「Dr.Driveセルフ豊明栄店」画像は添付の関連資料を参照
2.「次世代エネルギー・社会システム実証事業」
事業名:次世代エネルギー・社会システム実証事業
(北九州スマートコミュニティ創造事業)
対象車両:電気自動車
実証場所:Dr.Driveセルフ八幡東田店
(福岡県北九州市)内 EVチャージステーション
開発・実証期間:2011年9月〜2015年3月
事業者:JX日鉱日石エネルギー株式会社
事業概要:
・SS来店時に取得する車両情報により、ドライバーのエコドライブを支援するEV向け車両EMS(※1)の開発・検証
・地域の再生可能エネルギーの大量導入を支える地域EMS(CEMS)と連携した、蓄電池付EV急速充電システム(※2)の開発・検証
※1:車載端末から無線で取得した車両情報を基に、燃費・電費の見える化やエコドライブアドバイス等の情報を提供し、ドライバーのエコドライブを支援するシステム
※2:系統電力やコミュニティ内の再生可能エネルギー、またステーション内の蓄電池などの情報を総合し、地域、またドライバーにとって最も効率的なエネルギーマネジメントを支援するシステム。
*「EVチャージステーション」画像は添付の関連資料を参照
(参考)次世代に向けたSSの進化イメージ
*添付の関連資料を参照
以上