タイガー魔法瓶、新開発「ダチョウ抗体フィルター」搭載のハイブリッド式マイコン加湿器を発売

−　交換不要の「気化フィルター」と、ウイルスの活動を抑制「ダチョウ抗体フィルター」を搭載−
ハイブリッド式マイコン加湿器（ＡＴＡ−Ｓ５００）


※商品画像は添付の関連資料を参照


【概　要】
　タイガー魔法瓶株式会社（社長：菊池嘉聡、本社：大阪府門真市、資本金：８，０００万円）は、吸水部に当社独自の「気化フィルター」を搭載したハイブリッド式マイコン加湿器の新製品、ＡＴＡ−Ｓ５００を９月６日に発売しました。
　今回は吸気口部にウイルスの活動を抑制する「ダチョウ抗体フィルター」を新搭載。これまで以上にお部屋をきれいにうるおす加湿を目指しました。


【開発背景】
　近年の住居は密閉性が高く、乾燥しやすい室内になっています。また「カゼの予防」や「のどなどを乾燥から守る」「花粉症対策」などの理由から、加湿器の需要はますます高まってきております。
　その中でも分類別では高機能タイプ、特にハイブリッドタイプの市場が拡大しており高額でも高機能タイプを選ぶ傾向にあります。今年度はそのようなニーズを受けて高額タイプでは必須である「ウイルス対策」を重視した「ダチョウ抗体フィルター」を新搭載しました。またお手入れにもこだわりタイガー独自の「交換不要の気化フィルター」も搭載。寝室にピッタリの落着いたデザインで、静音性にも配慮した新製品ＡＴＡ−Ｓ型を発売しました。


【製品特長】〔吸気口部と吸水部に特長のあるフィルターを搭載〕

●新搭載ウイルスの活動を抑制する「ダチョウ抗体フィルター」
　外気を取り込む吸気口部に、ウイルスの活動を抑制する「ダチョウ抗体フィルター」を新搭載しました。家族の健康ときれいな加湿を考えて、これまで以上に清浄な加湿を目指しました。


　この「ダチョウ抗体フィルター」の開発技術は「平成２１年度　産業官連携推進会議文部科学大臣賞※」を受賞しています。
※「ダチョウ抗体大量作製技術を用いた鳥インフルエンザ予防用素材の開発」

＜ダチョウ抗体フィルター＞
　無毒化したウイルスをダチョウに注入し、体内で生成された抗体を卵から精製したのが「ダチョウ抗体」。その抗体をフィルターに染み込ませた「ダチョウ抗体フィルター」には、通過する空気に含まれるウイルスの活動を抑制する働きがあります。

　「ダチョウ抗体フィルター」は、京都府立大学の塚本康浩教授のグループと富士フイルム社との共同で開発されました。


【ダチョウ抗体フィルターの検証結果】
　●試験機関：京都府立大学　生命環境科学研究科
　●試験方法：抗体フィルターに滴下したウイルス懸濁液の感染価の変化をＭＤＣＫ細胞を用いて測定
　●試験結果：１０分で９９％以上抑制


※以下、詳細は添付の関連資料を参照