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JFEスチールと広島大学、「鉄鋼スラグを利用した環境改善」分野で包括的研究協力協定を締結 

2011-09-23

JFEスチールと広島大学が「鉄鋼スラグを利用した環境改善」の分野で包括的研究協力に関する協定を締結 


 JFEスチール株式会社(社長:林田英治、以下「JFEスチール」)と国立大学法人広島大学(学長:浅原利正、以下「広島大学」)は、「鉄鋼スラグを利用した環境改善」の分野で包括的な研究協力を行うことで合意し、本日協定を締結しました。

 今回の包括的研究協力協定は、共同研究などの従来の連携活動をより組織的に進めていくことで、得られた研究成果により、広く社会に貢献することを目的としており、参画する研究者の相互理解を深め、各テーマの情報が共有され、研究開発の加速・深化に繋がるものと期待しております。

 今後取り組む予定の主な連携活動は、以下の通りです。

 ・製鋼スラグの海域環境改善効果の検証 
 ・浚渫土と製鋼スラグの固化メカニズムの解明 
 ・生物付着性の優れた基盤(鉄鋼スラグ固化体)の開発 
 ・鉄鋼スラグを用いた環境修復の新しい手法の提案 
 ・上記活動に関連したインターンシップなどの実施による人材育成 


 JFEスチールでは、鉄鋼スラグの環境改善分野への利用を進めております。スラグの環境資材としての適用領域をさらに広げていくためには、環境、土木、水産、バイオ、鉱物などの幅広い専門家による分析・評価が重要になっております。広島大学の研究者の参画によって専門分野の充実を図ると共に、自由な発想による鉄鋼スラグの新用途への展開を期待しています。

 広島大学では、本協定締結を機に、これまで行ってきた共同研究が一層進展し、研究者間の相互交流がより活発化することを期待しています。今後の展開として、新規ニーズに対応した研究の創造や、上記分野における研究活動を通じた地元海域・陸域環境改善に関する地域貢献、さらには、それら関連分野での人材育成の推進に繋がることが期待されます。

 今後連携活動を推進する組織として、JFEスチールと広島大学のメンバーから成る「連携協力推進委員会」を10月上旬に設置し、連携内容の情報交換や具体的な計画の立案、活動の進捗確認や評価などをおこなっていきます。

 

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