Article Detail
みずほコーポレート銀行、ロシア大手銀行のズベルバンクと業務協力協定を締結
ロシア最大手行ズベルバンクとの業務協力協定の締結について
株式会社みずほコーポレート銀行(頭取:佐藤康博)およびモスクワみずほコーポレート銀行は、ロシア最大の商業銀行ズベルバンク(Sberbank of Russia、頭取:Herman Gref)と、投資銀行業務及び幅広い商業銀行業務における業務協力協定(協定)を9月15日付で締結しました。同行が邦銀と業務協力協定を締結したのは今回が初めてです。
ズベルバンクはロシア及び中東欧地域における最大手金融機関であり、ロシア銀行部門の総資産の約3割を占めています。ズベルバンクはロシア中央銀行の出資によって設立され、現在も中央銀行が主要株主として60%強の普通株式を保有、残りの株式は245,000以上の個人・法人投資家が保有しています。
本協定は、主にロシアでの日系企業向け金融サービスでの協力を狙いとしており、ロシアへ進出済の企業やロシアとのビジネスを行っている日系企業に対して、現地通貨ルーブル建て送金、現地通貨建てファイナンス、トレードファイナンス、プロジェクトファイナンスなど、多彩なソリューションを提供します。
ロシアは、面積(約1,707万平方km)は日本のおよそ45倍に相当し、人口が1億4,291万人(2011年4月現在)にのぼるとともに、石油、天然ガス、石炭、鉄鉱石、金、ダイアモンド等の豊富な資源及び潜在的な成長力を有している国です。日系企業は約300社進出しており、今後ますます増加が見込まれます。
当行は、本協定を通じ、みずほ銀行をはじめとする他のグループ各社と一体となり、ロシアで事業を展開するお取引先のニーズを幅広くサポートしていきます。
以 上