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シキノハイテック、130万画素の高感度USBカメラモジュール「KBCR−S01MU」を発表
シキノハイテック、130万画素 高感度USBカメラモジュールを発表
同社のフラッグシップモデルとして11月1日より量産サンプル販売開始
株式会社シキノハイテック(以下、シキノハイテック)は、130万画素の高感度カメラモジュールを製品化し、本日よりサンプル出荷を開始致しました。同社のフラッグシップモデルである新製品「KBCR−S01MU」は、USBカメラモジュールのキーパーツであるCMOSセンサとUSBビデオコントローラに、ソニー製CMOSセンサ IMX035およびリコー製USBカメラコントローラ R5U879を搭載し、生産も同社の吉島工場(富山県魚津市)で行うなど国産にこだわった製品になっています。
KBCR−S01MUは高信頼性・長期供給を要求される産業用途の130万画素CMOSカメラモジュールです。画像の高速転送に不可欠であるJPEG画像圧縮機能を搭載し、業界トップクラスの高画質を実現しました。監視カメラ用途を主力市場に、デジタルサイネージ、情報端末、アミューズメント、FAなど幅広い産業分野を販売ターゲットにしています。量産時の最小販売数量は50台と小口需要にも応じられる販売・供給体制を構築しました。
同社のカメラモジュール事業は、標準製品の販売に加え、顧客仕様に基づくカスタムカメラの開発や組込みシステムとカメラを組合せたカメラシステムの開発を得意としている。
自社工場での生産と併せて、国内でも数少ない産業用途向けカメラモジュール、カメラシステムのターンキーサービスが特長です。
なお、KBCR−S01MUのサンプル価格は2万5千円、量産開始時期は2011年度第一四半期を予定しており、2011年度から2013年度の3ヵ年で5万台の生産および販売を見込んでおります。
KBCR−S01MUの主な特長は次の通りです。
1)130万画素USB2.0カラーカメラモジュール
2)高速転送
・圧縮転送モード(JPEG):SXGA,720p(30fps),VGA(30fps)
・非圧縮モード(YUV):SXGA,720p(7.5fps),VGA(30fps)
3)低ノイズ(S/N比:52dB)、高感度(最低被写体照度:0.2ルクス@F1.2)
4)USB Video Class対応によりドライバインストール不要
5)産業用途向けに小ロット対応、長期安定供給
6)レンズマウントはCSマウントとボードレンズ(M12)を準備
7)充実した技術サポート、セミカスタム対応(お客様仕様のファームウエアROM化、レンズ選択)
8)国産デバイス・国内生産による安心の高信頼性、品質保証体制
9)基板寸法45mm×32mmの省スペース設計
※製品画像は、添付の関連資料を参照