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古河機械金属グループ、省エネを実現する高効率ライナー形スラリーポンプを販売
省エネを実現する業界トップクラスの高効率スラリーポンプを開発・販売
当社(社長:相馬 信義)(東証:5715)グループの中核事業会社である古河産機システムズ株式会社(東京都千代田区丸の内2−2−3 社長:渡邉 修)は、新たに開発したe−eインペラ(羽根車)を採用した高効率ライナー形スラリーポンプ『SPL e−Performance(エス・ピー・エル イー・パフォーマンス)』を10月1日より販売を開始します。
本ポンプは、CFD解析(※1)を用いてポンプ内部の流れを分析し、羽根形状の最適化を図った新開発のe−eインペラを採用することで、従来機に比べポンプ最高効率を最大で20%向上させた高効率ライナー形スラリーポンプです。また、スラリー(微小な固体粒子を多く含んで泥状になった液体)がポンプ内の羽根車等を通過する際に生じる渦や摩擦による損失を低減させた設計で、消費電力の増減要因である軸動力を従来機に比べ最大19%削減しました。これにより使用条件に合わせてモータ容量もワンランク下に落とせるため大幅な省エネ運転を実現します。
古河産機システムズ株式会社は、スラリーポンプのリーディングカンパニーとして、常に高粘度や強い摩耗特性を示すスラリーの安定的な送液を目指してまいりましたが、昨今のエネルギー事情から来る節電需要の高まりや資源を無駄にしない環境意識の高まりなどのユーザーニーズに応えるべく、「高効率」、「経済性」、「省エネ」、「長寿命化」のPerformanceに優れた製品を市場に投入し、省エネや環境負荷低減に貢献してまいります。
※1:CFD(Computational Fluid Dynamics/数値流体力学/計算流体力学)
流体の運動方程式をコンピュータで解き、流れを観察する数値解析・シミュレーション手法。
《定価》
SPL3−40C 1,150千円
SPL3−50C 1,500千円
SPL3−80C 1,850千円
SPL3−100C 3,000千円
《販売目標》 年間 500台
※「主要諸元」など詳細は、添付の関連資料を参照