イマコト

最新の記事から注目のキーワードをピックアップ!

Article Detail

タニタ、車両が衝突した際に乗員に加わる衝撃荷重を視覚化できる「衝撃体重計」を製作

2011-09-15

ボルボ・カーズ・ジャパンに技術協力
車両が衝突した際に乗員に加わる衝撃荷重を視覚化
衝撃体重計を製作



 健康をはかるリーディングカンパニーである株式会社タニタ(東京都板橋区前野町1−14−2、社長・谷田千里)は、ボルボ・カーズ・ジャパン株式会社(東京都港区虎ノ門4−3−13、社長・アラン・デッセルス)に技術協力し、交通事故など車両が衝突した際に乗員に加わる衝撃荷重を視覚化できる「衝撃体重計」を製作しました。ボルボスウェーデン本社が開発した、体重および速度から荷重値をシミュレーションする体重計をベースに、タニタの高精度な計量技術、グラフィカルに表示するアプリケーションのノウハウを組み合わせ実現させたものです。タニタでは、今回のコラボレーションを機に、安全・安心の面から計量機器の新たな市場の開拓に取り組んでいく考えです。

 製作した衝撃体重計は、日本で義務化されている後部座席のシートベルト装着率や、タクシー乗車時のシートベルト装着率の向上を目的としたもので、乗員の体重から時速25km、40km、55kmで車両が衝突した際の荷重値を推測し、その数値とともに画像を使ってイメージできるようにしたのが特徴です。例えば体重50kgの乗員が時速25kmの速度で衝突すると、体重の25倍(1250kg)の衝撃荷重がからだに付加されるという結果が、グラフとともに表示されます。また、その衝撃荷重がどれくらいのエネルギーに相当するのかも、画像で誰にでもわかりやすく表示します。

 ボルボ・カーズ・ジャパンでは、秋の交通安全運動の期間に合わせ、この衝撃体重計をまずは9月14−21日まで、ボルボ・カーズ世田谷(東京都世田谷区用賀1−10−15)の店内に設置。一般の方々に実際に体験していただくほか、衝撃の大きさを分かりやすく伝えるため、実際にいすを積み上げてどれくらいの高さから落ちることに匹敵するかが一目でわかる展示も同時に行うことにしています。

 タニタが50年以上にわたって積み重ねてきた計測計量技術は、体重計や体脂肪計、体組成計、歩数計、活動量計、睡眠計、尿糖計などさまざまな機器を生み出してきました。今回、こうした健康計測機器だけでなく、安全・安心といった側面からのアプローチの可能性が見いだせたことで、新たな市場の開拓を進めていく方針です。



※製品画像は添付の関連資料を参照


Related Contents

関連書籍

  • 死ぬまでに行きたい! 世界の絶景

    死ぬまでに行きたい! 世界の絶景

    詩歩2013-07-31

    Amazon Kindle版
  • 星空風景 (SKYSCAPE PHOTOBOOK)

    星空風景 (SKYSCAPE PHOTOBOOK)

    前田 徳彦2014-09-02

    Amazon Kindle版
  • ロンドン写真集 (撮影数100):ヨーロッパシリーズ1

    ロンドン写真集 (撮影数100):ヨーロッパシリーズ1

    大久保 明2014-08-12

    Amazon Kindle版
  • BLUE MOMENT

    BLUE MOMENT

    吉村 和敏2007-12-13

    Amazon Kindle版