近鉄不動産、Ｗソーラーシステムを採用した環境配慮型モデルハウスをオープン

関西圏初※！太陽光と太陽熱を有効活用する【Ｗソーラーシステム】を導入した
環境配慮型モデルハウスがオープン
〜平成２３年９月１７日（土曜日）〜


　近鉄不動産株式会社（本社：大阪市天王寺区　取締役社長：澤田悦郎）は、住宅における　ＣＯ２排出量の抑制に向け、

　（１）関西圏で初※の太陽光と太陽熱を双方有効に活用する【Ｗソーラーシステム】を採用し、
　（２）地場産木材を多用することでカーボンニュートラル効果を目指し、
　（３）電気自動車に対応する

　環境配慮型のモデルハウスを平成２３年９月１７日（土曜日）に　奈良県生駒市の近鉄白庭台住宅地内でオープンいたしますので、お知らせいたします。
※平成２３年９月１３日現在


☆意匠性の高い一体フラットパネルを使用した太陽光・太陽熱の【Ｗソーラーシステム】は、当社と大阪ガス株式会社、高木産業株式会社、長州産業株式会社の共同開発によるシステムです。

　※外観パースは添付の関連資料を参照


【関西圏初※のＷソーラーシステム】※平成２３年９月１３日現在
○これまでの問題点
　従来の太陽光発電パネルと太陽熱集熱パネルは、パネル形状が異なるため、一体設置ができず、設置場所や意匠面で制約を受けることがありました。

○共同開発で問題を解消
　今回の当社、大阪ガス株式会社、高木産業株式会社、長州産業株式会社の共同開発により、両方のパネルの一体設置が可能なＷソーラーパネルと、太陽熱を給湯や温水暖房にも利用できる太陽熱利用ガス温水システム「ＳＯＬＡＭＯ」との組み合わせが可能となりました。

○意匠性と性能を兼ね備えた【Ｗソ−ラ−システム】
　これにより、関西圏では初めての意匠性と省エネ・省ＣＯ２性能を兼ね備えた住宅用の【Ｗソーラーシステム】が実現できました。
　太陽熱利用ガス温水システム「ＳＯＬＡＭＯ」は、太陽熱集熱パネルで集めた熱を貯湯タンクに貯めておき、お住まいで給湯や温水暖房の利用が発生したときに使用します。

　また、補助熱源機として潜熱回収型高効率ガス給湯器「エコジョーズ」を搭載しているので、雨天や曇天時などで太陽熱が不足した時でも快適にお湯をお使いいただけます。

　太陽光と太陽熱でエネルギーを創造し、有効に利用することにより、住宅のＣＯ２の排出量は大幅に削減されます。

　※システム図・環境性、イメージ写真は添付の関連資料を参照


【地場産木材の活用】
○意義
　地球温室効果ガスである「二酸化炭素」を吸収する機能に期待がもたれる森林を維持・保全するとともに、森林を、木材・エネルギー等での循環的な資源として利用することにより循環型社会の構築を図ろうとする試みは広く認知されつつあり、国産材の利用促進に対するより一層の取り組みが必要となっています。
　国産木材を伐採・活用し、新たに植林を行うことで、森林の循環再生を促進し、二酸化炭素の吸収機能の向上が図れます。
　更に、地域（地場）産材を活用することにより、木材の輸送にかかるエネルギー（ウッドマイレージＣ０２）の低減にも大きく寄不することができます。

○当社の取り組み
　当社は、木造軸組工法による戸建住宅を提供していますが、国産地場木材の利用について、永らく検討を重ねてまいりました。
　この度のモデルハウスの建設にあたりましては、奈良県内の森林に放置されてある「未利用材」を集成材に加工、ＪＡＳ規格および奈良県地域材認証センターの基準に合致した木材として、構造躯体の土台・大引き・柱（大壁）・小屋束に使用しました。

　モデルハウスの建設中の検査により、木材の品質を確認、今後、当社が建設する建物に広く使用するとともに、地場産木材（奈良県産材）の利用普及促進につなげたいと考えております。

　※集成材の写真は添付の関連資料を参照


【電気自動車への対応】
○充電用コンセントを標準設置
当社では、ＥＶ（電気自動車）・ＰＨＶ（プラグインハイブリッド車）の普及を見据え、充電用コンセントを標準設置しています。


　※白庭台住宅地の概要は添付の関連資料を参照



＜本件に関する一般のお客様のお問合せ先＞
　近鉄生駒白庭台販売センタ−　ＴＥＬ０１２０−７８−００２０
　営業時間：１０：００〜１７：００（毎週水・木定休）