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パナソニック出光OLED照明、演色性の「有機EL照明パネル」を出荷開始
有機EL照明デバイス事業をグローバルに展開
世界最高水準(※1)の演色性(※2)の「有機EL照明パネル」を9月1日から出荷開始
※商品画像は、添付の関連資料を参照
パナソニック電工株式会社(本社:大阪府門真市 社長:長榮 周作)と、出光興産株式会社(本社:東京都千代田区 社長:中野 和久)との合弁会社であるパナソニック出光OLED照明株式会社(以下:PIOL 本社:大阪府門真市 社長:鎌田 策雄 パナソニック電工51%、出光興産49%)は、有機EL照明デバイス事業をグローバルに展開します。PIOLが、2011年9月1日より国内外市場に世界最高水準(※1)の演色性(Ra90以上)を持つ「有機EL照明パネル」の出荷を開始、パナソニック電工が、2011年12月(予定)より制御回路を内蔵した機器に組み込みやすい構造の「有機EL照明モジュール」を発売します。
「有機EL照明パネル」は、2011年4月12日に設立したPIOLが国内外の照明モジュールメーカーおよび照明器具メーカーに向けて、9月1日より出荷開始します。照明用途に適した世界最高水準(※1)の演色性(Ra90以上)、世界最高水準(※3)の輝度(※4)(3,000cd/m2)、効率30lm/W、寿命1万時間(光束維持率70%)、色温度3000K(電球色)で、パネル部の厚さは約2mmで非常に薄い光源です。
「有機EL照明モジュール」は、パナソニック電工が国内外の照明器具メーカーなどに向けて、2011年12月の発売を予定しています。さまざまなグローバルネットワークを活用し、新しいあかり市場を創出するために新規顧客を開発していきます。
なお有機EL照明器具への展開については、さらなる市場調査を継続、2011年度内に特定用途に向けた展開を目指してまいります。
※1、3:量産有機EL照明パネルにおいて 2011年8月31日現在 パナソニック出光OLED照明株式会社調べ
※2:演色性とは、基準となる光に対しての色の見え方(再現性)の評価のこと。平均演色評価数Raであらわされる。
※4:輝度とは、単位面積あたりの光度(光源の明るさ)。単位は、cd/m2(カンデラ毎平方メートル)。
■有機EL照明パネルの主な特長
(1)世界最高水準(※1)の演色性(Ra90以上)と世界最高水準(※3)の輝度(3,000cd/m2)
(2)白熱電球を超える効率 30lm/W、1万時間(光束維持率70%)の長寿命
(3)パネル単体は厚さ約2mmと薄型
■有機EL照明モジュールの主な特長
(1)機器に組み込みやすい約9mmの薄型設計
(2)最大枠幅約11mmの狭枠設計
(3)パネル交換が容易
■有機EL照明パネルの特長
(1)世界最高水準(※1)の演色性(Ra90以上)と世界最高水準(※3)の輝度(3,000cd/m2)
照明用途に適した世界最高水準(※1)の演色性(Ra90以上)のため、美術館の展示やお化粧時などにも適した光が得られます。
輝度も世界最高水準(※3)の3,000cd/m2で、80×80mmのパネルでも近接照明用途では十分な実用レベルです。
注:有機EL照明パネルのみでは光りません。別途、制御回路や電源回路などを組み合わせる必要があります。
※1、3:量産有機EL照明パネルにおいて 2011年8月31日現在 パナソニック出光OLED照明株式会社調べ
(2)白熱電球を超える効率 30lm/W、1万時間(光束維持率70%)の長寿命
有機EL照明パネルは、一般的な白熱電球(15lm/W)を超える効率30lm/W(光束 60lm、消費電力 2W)の面光源。将来は蛍光灯を凌駕する電力効率で、省エネやCO2の削減に貢献します。
寿命は、白熱電球(1,000時間)の約10倍の1万時間(光束維持率70%)と長寿命。
色温度は、まず3000K(電球色)から展開します。
環境負荷が懸念される水銀を含まない光源。(RoHS適合)紫外線を含まない光で照射物への影響もほとんどありません。
(3)パネル単体は厚さ約2mmと薄型
デザインの可能性を一気に拡げる、薄型の次世代面光源。
機器・器具の極薄化、軽量化が可能です。
サイズ:97×90×2.11mm(発光部 80×80mm) 重量:38g
※参考画像・有機EL照明モジュールの特長などは、添付の関連資料を参照
以上