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エプソン、産業用スカラロボット「LSシリーズ」にアーム長1.5倍・可搬重量6kgの「LS6」を追加
好評な産業用スカラロボット「LSシリーズ」に
アーム長600mm・可搬重量6kgの『LS6』を追加
〜 組立・搬送作業などの高効率化・省人化に最適 〜
*製品画像は添付の関連資料を参照
セイコーエプソン株式会社(社長:碓井 稔、以下エプソン)は、このたび、組立・搬送作業などの自動化に適した産業用スカラロボット(水平多関節ロボット)「LSシリーズ」に、当社従来機種「LS3」と比べて、アーム長を1.5倍、可搬重量を2倍にした『LS6』を追加し、9月から販売を開始します。
近年、スマートフォンや車載用電子部品など小型電子機器の一大生産拠点である新興国において、人手不足、作業効率の改善、品質の安定などの要求を背景に、産業用ロボットを導入することにより生産性の向上を図りたいという要望が急速に高まっています。
産業用スカラロボットのリーディングカンパニー(※1)であるエプソンは、“「脱」手作業”を簡単・手軽に実現していただくことにフォーカスした新シリーズ「LSシリーズ」を6月に発売し、このようなお客様の生産ライン自動化の要望に応えてまいりました。
このたび製品ラインアップに追加した『LS6』は、より作業範囲が広く重いものが持てるロボットが欲しいというお客様の要望にお応えして開発したもので、アーム長を当社従来機種「LS3」の1.5倍にあたる600mm、可搬重量を「LS3」の2倍にあたる6kgにしました。これにより、お客様はよりさまざまな組立・搬送作業の自動化を図れます。一度の搬送量を増やすことで、さらに生産性を高めることも可能です。
■スカラロボット『LS6』の特長
・導入しやすい価格・性能・サイズを実現し、新たにロボットを導入するお客様や、手軽に自動化したいお客様にお薦めのモデル
・エプソン独自のスマートモーションコントロール技術(※2)により、高速かつ反力・振動の少ない、俊敏な動作を実現
・人手の作業領域を優にカバーするアーム長(600mm)により、搬送作業や組立作業へのスムーズなロボット導入を実現
※専用コントローラーは「LSシリーズ」共通の「RC90」が適合
エプソンは商業・産業分野、そして新興国を成長が期待できる重要な市場と位置付けています。今後も市場のニーズに応える製品の投入や、世界中の拠点による顧客サポートを強化し、一層お客様の期待に応えてまいります。
※1:産業用スカラロボットの2010年の金額ベース出荷実績において、エプソンは世界1位
(富士経済『2011ワールドワイドロボット市場の現状と将来展望』調べ)
※2:スマートモーションコントロール技術 : 高速かつ低振動を両立させ、ロボットの動作(直線、円弧動作や重量物を持ったときなど)を最適化するための、新加減速チューニングなどエプソン独自のロボット制御技術
産業用スカラロボット『LS6』の主な仕様は別紙をご参照ください。
エプソンの産業用ロボット全般に関する情報は下記をご参照ください。
http://www.epson.jp/prod/robots
以 上
*別紙資料は添付の関連資料を参照
この件に関する問い合わせは下記にお願いいたします。
<お客様> セイコーエプソン株式会社 FA機器部
電話:0266−61−1802(直)/Fax:0266−61−1846