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IMAGICA、テレシネ用ローコントラストプリントサービス「IMAGICA TONE」を提供
テレシネ用ローコントラストプリントサービス「IMAGICA TONE」の提供を開始
株式会社IMAGICA(本社:東京都品川区、代表取締役社長:星正人、以下IMAGICA)は、製造中止となったコダック社のテレシネ用カラーポジフィルム「VISION テレプリント(2395)」(以下、ローコンポジ)によって創り出されていた、テレシネ作業に最適なローコントラストの映像を実現するために、「IMAGICA TONE」のサービス提供を開始いたしました。
「IMAGICA TONE」は、上映用カラーポジフィルム「VISION(2383)」を特殊現像処理することで、ローコントラストなテレシネ用のポジフィルムを作成するプリントサービスです。
低いガンマ値で幅広い色の階調を記録できるかつてのローコンポジは、テレシネ作業において表現豊かな映像を創り出すために活用されていました。IMAGICAは、長年に亘り数多くの話題作を手掛ける中で蓄積した現像技術と経験に基づき、従来のローコンポジに近いガンマ値を実現するプリントサービス「IMAGICA TONE」を開発いたしました。さらに、従来のローコンポジの代替に留まらずシャープネスや彩度、粒状性を向上させており、新作・旧作映画におけるフィルムからのマスタリング(Blu−ray Disk、DVD、テレビ放送番組用)作成や、テレビCM制作など、映像制作に関わる皆様のご期待にお応えできるサービスとしてご提供いたします。
IMAGICAは1935年の創業以来、フィルム事業に携わってきた知識と経験を基にして、フィルムの持つ表現力を最大限に引き出し、お客様へ上質な映像をお届けできるよう、更なる技術の向上に励んでまいります。
※「IMAGICA TONE」をご利用の際は、テレシネ用プリントサービスという特性から以下の点にご留意ください。
・ 上映用プリントとしては不適格です。
・ サウンドは通常プリントより再現性が劣るためガイドとしての使用を推奨いたします。
以上
補足資料:ガンマイメージを用いた「IMAGICA TONE」の説明
*添付の関連資料を参照