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三井不動産販売、中国銀行東京支店と顧客紹介に関する基本協定を締結
三井不動産販売と中国銀行が業務提携
〜近年増加する日本に在住する中国人の住宅ローンニーズに対応〜
三井不動産販売株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:竹井英久)と中国有数の銀行であり、中国の銀行の中で海外拠点を最も多くもつ「中国銀行」(本社:北京市、代表者:肖鋼)の東京支店は、平成23年8月1日に顧客紹介に関する基本協定を締結したことを発表いたします。
この度の業務提携により、三井不動産販売グループ(※)と中国銀行は、互いのお客様を紹介し合う等、営業上の相互協力を行います。具体的には、日本に居住する中国人のお客様が三井不動産販売グループを通じて住宅を購入する際に、お客様からのご要望に応じて、中国銀行の住宅ローンをご紹介し、また、中国銀行のお客様が不動産の購入売却をご希望された場合に、三井不動産販売グループを紹介するというものです。
※三井不動産販売、リハウス会社(首都圏6社、他8社)、地域三井不動産販売(4社)による全国ネットワーク。
今回の業務提携に至った背景として、三井不動産販売は、中国大陸、台湾、香港等、東アジア圏からの日本不動産購入、いわゆるインバウンドビジネスを強化するために、本年4月に国際事業室を設置するとともに2名の中国人スタッフを採用し、中国語によるサービス提供を開始しました。あわせて、近年増加する日本に居住する中国人のお客様への不動産仲介サービスも本格化しました。また、中国銀行は本年6月から、日本に居住し日本国籍もしくは永住権を持たない中国人のお客様が不動産を購入する際の個人住宅ローン業務を開始しました。このような両社の動きの中で、一層のサービス拡充を狙う双方の意向が合致し、当該業務提携の締結に至りました。
三井不動産販売は、この度の業務提携により、日本に居住する中国人の方々へのサービスをより一層強化し、更なるマーケットの拡大をはかります。また、中国銀行は三井不動産販売の日本に居住する中国人のお客様のうち、住宅ローンのニーズを持つお客様の利用拡大を目指します。
■三井不動産販売について
三井不動産販売は1969年に設立され、不動産流通業界のリーディング・カンパニーとして既存住宅流通事業「三井のリハウス」・総合駐車場事業「三井のリパーク」・事業用不動産コンサルティング「三井のリアセット」・都心不動産コンサルティング「三井のリアルプラン」の4つの事業ブランドを基軸に事業を展開しています。
■中国銀行 東京支店について
中国銀行東京支店は1980年に設立された東京代表所を前身として、1986年7月18日に開業いたしました。日本国内当局の承認を受け、東京支店は目下、人民元、日本円、USドルなどの預金、貸付、両替、国際決済、資金決済、外国為替取引などの業務を行っています。日本における中国資本銀行の中では、拠点数、取引件数が最も多く、幅広く個人のお客様と法人のお客様に高品質かつ効率的な金融サービスを提供しております。