日本ベリサイン、ＭＤＭでシェアード型認証局の提供を開始

スマートフォンをリモート管理／認証するベリサインのＭＤＭで
シェアード型認証局の提供を開始、電子証明書の利用が容易に

認証局の構築費や年間維持費の大幅な削減と導入期間の短縮を実現


　日本ベリサイン株式会社（本社：東京都中央区、代表取締役社長：古市　克典、以下ベリサイン）は、本年３月より販売開始している「ベリサイン　ＭＤＭ　ｐｏｗｅｒｅｄ　ｂｙ　ＣＬＯＭＯ」において、シェアード型認証局のサービスを本日より開始したことを発表します。これによりスマートフォンの企業導入において必要な電子証明書によるデバイス認証とＭＤＭによる遠隔管理が、わずかな初期費用で利用できます。

　「ベリサイン　ＭＤＭ　ｐｏｗｅｒｅｄ　ｂｙ　ＣＬＯＭＯ」はｉＯＳ（ｉＰｈｏｎｅ／ｉＰａｄ）（※１）／Ａｎｄｒｏｉｄに対応した、スマートフォンの管理・認証ソリューションで、スマートフォンを企業で利用するための電子証明書やセキュリティ設定、ＶＰＮ設定などをＭＤＭから管理者が遠隔操作でインストールすることができます。電子証明書を利用いただくためには、これまでお客様企業ごとにオーダーメイドで専用型認証局を構築する必要がありました。今回、それに加えて認証局を共同利用するシェアード型認証局も選ぶことが可能になりました。シェアード型認証局を利用すると、企業ごとに認証局を構築する必要がなく、また既定の証明書プロファイルパターンを使用するため、認証局の構築費や年間維持費を大幅に削減できる上に、最短で数日間での利用開始が可能となります。


【専用型認証局・シェアード型認証局　イメージ】
　※添付の関連資料を参照


【費用比較】
　※添付の関連資料を参照


　「ベリサイン　ＭＤＭ　ｐｏｗｅｒｅｄ　ｂｙ　ＣＬＯＭＯ」は、お客様企業のニーズを柔軟に実現する専用型認証局と、わずかな初期費用により規模を問わず容易に利用できるシェアード型認証局を、お客様のニーズによってお選びいただくことで、スマートフォンを業務に利用されるすべての企業のあらゆる規模での導入において、最適なソリューションを提供します。

（参考）
　製品ページ：　https://www.verisign.co.jp/mobile_cloud/verisign_mdm_sharedca.html


以上


※１　ｉＰｈｏｎｅ，　ｉＰａｄでの本サービスのご利用には、Ａｐｐｌｅ社のｉＯＳ　Ｄｅｖｅｌｏｐｅｒ　Ｅｎｔｅｒｐｒｉｓｅ　Ｐｒｏｇｒａｍ（ｉＤＥＰ）への加入が必要です。ｉＤＥＰはお客様とＡｐｐｌｅ社との契約になり、費用は３３，８００円／年です。（２０１１年８月１５日時点Ａｐｐｌｅ社ウェブページ掲載）


【日本ベリサイン株式会社について】
　日本ベリサイン株式会社（東証マザーズ証券コード：３７２２）は、１９９６年、ＶｅｒｉＳｉｇｎ，　Ｉｎｃ．（ＮＡＳＤＡＱ：ＶＲＳＮ）の最初の海外法人として設立され、２０１０年８月、米国シマンテック・コーポレーションの子会社となりました。当社は、複雑化するネットワーク環境において、利用者がインフラの存在を意識することなく、安心してビジネスやコミュニケーションを行うことができる社会の実現を目指して、ウェブサイトの実在性を証明するＳＳＬサーバ証明書発行サービス、認証局構築のアウトソーシングサービス、ドメイン名登録サービス、セキュリティに関する様々なコンサルティング、そしてセキュリティトレーニングなど、情報セキュリティ全般にわたるサービスを提供しています。
　詳細は　https://www.verisign.co.jp　をご参照ください。