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富士電機、小規模データセンター向け「コンパクト型長時間バックアップ電源システム」を販売
小規模データセンター向けコンパクト型長時間バックアップ電源システムの販売開始について
富士電機株式会社(東京都品川区、代表取締役社長:北澤通宏)は、『コンパクト型長時間バックアップ電源システム』の販売を開始しましたので、お知らせ致します。
今夏の電力不足に備えて、長時間の停電対策が求められておりますが、データセンターなどの情報インフラにおいては、コンテナ型など小規模化が進んでおり、コンパクト型のバックアップ電源システムが求められています。
そのため、ミニUPS(無停電電源装置)と小型発電装置の組み合わせによる、バックアップ電源システムが必要となっていましたが、小型発電装置は周波数の変動が大きく、UPSの検出機能との整合性に課題がありました。
このたび、当社はコンパクト発電装置「EMPシリーズ」とミニUPS「GXシリーズ」「EXシリーズ」の組み合わせによる適合試験を行い、発電装置の周波数精度とUPSの検出機能の改善をすることで、最長72時間の連続運転で問題なく、安定的な電源供給が可能であることを確認しました。
これにより、『コンパクト型長時間バックアップ電源システム』として、小規模のデータセンターや携帯電話基地局向けに、販売を開始します。
1.特長
(1)停電時に24時間のバックアップが可能(オプションで72時間)
(2)小出力発電設備のため、法定の主任技術者の設置は不要
2.概略仕様
※ 関連資料参照
3.主な用途
データーセンター、携帯電話基地局、地上波デジタル中継局、防災無線基地局、交通信号機など
4.販売目標
当初2年間で10億円
お問い合わせ先
富士電機株式会社
パワエレ機器事業本部 パワーサプライ事業部 パワーサプライ企画部
tel:03−5435−7091
以上
※ 参考資料は、関連資料参照