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東京電力、東北電力に本日8時から22時まで最大70万kWの応援融通を実施
東北電力株式会社への電力融通実施について(8月18日)
当社は、震災により甚大な被害を受けた東北地方の電力需給バランスの緩和に向けた電力融通を実施することとしており、8月4日以降、これまで東北電力株式会社(以下「東北電力」)からの要請に基づき電力融通を行っております。
当社は、引き続き、東北電力に対して、8月17日の6時から同月19日の22時までの間で30万kWの電力融通を行うこととしておりますが、昨日、東北電力から電力系統利用協議会を通じて応援融通(全国融通)の要請があったことを受け、本日の当社サービスエリア内の需給状況を踏まえ、本日の8時から22時までの間で、さらに最大70万kWの応援融通(全国融通)を行うことといたしました。
なお、これにより本日の上記時間帯で、東北電力に対して最大100万kWの電力融通を行うこととなりますが、当社といたしましては、適正な予備力を確保できる見通しであり、当社サービスエリア内における電力の安定供給に問題はありません。
<参考>本日の当社の需給見通し
*添付の関連資料を参照
以上
<参考>応援融通(全国融通)
当日の実運用における電源事故や需要急増による需給ギャップ発生への対応として、全国的な需給安定確保のため、一般電気事業者間で緊急避難的に融通し合う電力融通。
融通の送受電にあたっては、電力系統利用協議会(ESCJ)が斡旋手続きを実施する(電力の応援を必要とする一般電気事業者は、ESCJに申し出。ESCJから他の一般電気事業者に応援可否を連絡。応援可能な一般電気事業者がESCJに申し出を行うことで電力の受給を決定する)。