Article Detail
富士通、プライベートクラウドでの業務集約に最適なアプリケーションサーバーを販売
プライベートクラウドでの業務集約に最適なアプリケーションサーバの最新版
「Interstage Application Server V10」販売開始
複数世代のJava、COBOL、Cアプリケーションをひとつのアプリケーションサーバ上で集約、実行
当社は、プライベートクラウドでの業務集約に最適なアプリケーションサーバの最新版「Interstage Application Server V10」を、本日より販売開始します。
本製品は、Java EE、J2EE、COBOL、Cと異なる言語で開発された複数のアプリケーションをひとつのアプリケーションサーバ上で同時に実行、互いに連携することができる世界で唯一のアプリケーションサーバ製品です。これにより、企業内の複数世代の業務アプリケーションを、改修することなく集約できるため、開発コスト、運用コストを低減でき、プライベートクラウドでの業務集約に最適です。また、業務集約時にJavaアプリケーションのレスポンス悪化の大きな要因となるFull GC(注1)の影響を完全に排除する機能を新たに追加することで、レスポンスを平準化し、安定したレスポンスを得られます。これらは、当社独自のスマート・テクノロジーにより実現しています。
なお、「Interstage Application Server」のこれまでの取り組みが評価され、「日経コンピュータ 第16回顧客満足度調査 Webアプリケーションサーバー部門 第1位」(注2)に本製品が選ばれました。
また、本製品をベースとした「Interstage Application Server V1 powered by Windows Azure」 は、パブリッククラウド向け製品として提供しています。
スマート・テクノロジーは、ハードウェアやソフトウェアの状況を自ら判断し、より簡単・安心に使うために最適化を図る当社独自の技術です。今回、「Interstage Application Server V10」では、スマート・テクノロジーを採用し、プライベートクラウドでの業務集約をより簡単にできるようにしたことに加え、Javaアプリケーションのレスポンス悪化を抑止、回避する「スマート・チューニング」によりアプリケーションの安定したレスポンスを得られます。さらに、製品導入時に、必要なパラメーターを簡単に設定できるよう、セットアップ機能の強化など、より簡単・安心に使える機能をスマート・テクノロジーにより実現しています。
当社は、メインフレームで培った基盤技術をもとに開発したスマート・テクノロジーを製品に投入していくことで、業界をリードするとともに、万全なサポート力でお客様ビジネスを支え、お客様に安心なICTを提供してまいります。
※以下の資料は、添付の関連資料を参照
・「Interstage Application Server V10」の主な特長
・標準価格、および出荷時期
・動作環境
■商標について
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
【注釈】
注1 Full GC:
ヒープ(プログラムが動的に確保できるメモリ領域)全体を対象にするメモリ解放処理(GC: Garbage Collection)。ヒープを新領域と旧領域の世代別に管理している場合、新領域を対象とするメモリ解放処理をマイナーGCといい、低負荷・高速で処理する。これに対し、ヒープ全体を対象にする処理をFull GCといい、マイナーGCに比べ処理時間が長くなる(数秒〜数十秒)。その間、アプリケーションの実行は停止するため、Javaアプリケーションのレスポンスが悪化する。
注2 「日経コンピュータ 第16回顧客満足度調査 Webアプリケーションサーバー部門 第1位」:
日経コンピュータ 2011年8月18日号 第16回顧客満足度調査 Webアプリケーションサーバー部門 1位。
【関連リンク】
・「Interstage」紹介サイト
http://interstage.fujitsu.com/jp/?pr
<本件に関するお問い合わせ>
富士通コンタクトライン
0120−933−200
受付時間: 9時〜17時30分(土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く)