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電通、出版社向け電子雑誌業務支援システム「Magaport(マガポート)」を開発
出版社向け電子雑誌業務支援システム「Magaport(マガポート)」を開発
「マガストア」含む複数電子書店への対応を開始
株式会社電通(本社:東京都港区、社長:石井直)は、電子雑誌市場において、出版社がコンテンツの入稿・販売管理・広告管理を一元的に行える、電子雑誌業務支援システム「Magaport」を開発し、複数の電子書店への対応を開始しました。
近年、様々なデバイスが発売され、多様なプラットフォームの中で電子雑誌書店が増加しており、それぞれのデバイスに合わせた配信作業など、出版社側の作業も煩雑となってきています。また、電子雑誌内の広告面も、電子書店によって表示形式が違うことなどから、特定の書店でしか表示されない広告もあり、電子雑誌の媒体価値が生かされないという課題があります。これらを解決する事を目的として、複数の電子書店に対応した電子雑誌業務支援システム「Magaport」の開発に至りました。
既に、電通が運営する電子雑誌書店「マガストア」及び複数の電子書店において、この業務支援システムが活用されており、マガストアなどに参加する出版社約100社、270誌向けにシステムの提供を開始しました。今後も、新たに始まる電子書店との連携について順次対応の拡大を進めて参ります。
「Magaport」は出版社がローコスト・短時間で電子雑誌に参入できる「広告も含めた電子雑誌販売のためのワンストップ型サービス」を目指し、以下の4つの機能を提供いたします。
1.コンテンツ管理
2.閲読データ管理
3.広告管理
4.売上データ管理
出版社は「Magaport」を活用することにより、コンテンツ管理業務の効率化だけでなく、販売情報、閲読情報、および広告の管理を行うことが可能になります。
広告管理では、読者の閲読状況をログ集計、分析し、電子雑誌広告の媒体価値創造を目指してまいります。
電通は、各電子書店へ「Magaport」導入を働きかけ、電子雑誌市場の合理化、拡大を図ることで、電子雑誌広告市場の早期立ち上げを図り、「Magaport」が多くの出版社、電子書店、お客様、そして広告主にとって最適なプラットフォームになるように努めてまいります。
※イメージ図などは添付の関連資料を参照