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千代田化工建設、豪でのアローLNGプロジェクトの基本設計業務を受注
オーストラリア グラッドストーンにおける
アローLNG プロジェクト 基本設計業務を受注
千代田化工建設株式会社(本社:横浜市鶴見区 社長:久保田 隆)は、アローLNG(液化天然ガス)プロジェクトの基本設計業務を受注致しましたので、お知らせいたします。
プロジェクト概要:
アロー・エナジー社(ロイヤル・ダッチ・シェル社とペトロチャイナ社のジョイントベンチャー)をオペレーターとしてオーストラリア クイーンズランド州の東海岸、グラッドストーン市の沖合に位置するカーティス島(Curtis Island)にLNG 生産能力800 万トン/年(400 万トン/年x2 系列)の生産・出荷設備を建設する計画。今後、生産能力1,600 万トン/年への拡張計画がある。クイーンズランド州のスラット(Surat)及びボーエン(Bowen)盆地の炭層メタンガス*田から供給されるガスを液化し、輸出する。
*:炭層メタンガス(英語名:Coal Seam Gas (CSG)又はCoal Bed Methane(CBM))
石炭の生成過程で生じるガスが炭層中に貯留されたもの。主成分はメタンであり、石油や石炭と比較すると燃焼した際の二酸化炭素の排出量が少なく、次世代の非在来型ガス資源として注目されている。現状、主に発電用及び工業用に使用されているが、近年の天然ガス需要の増加を受け、石油メジャーはLNG の新たな原料として着目している。
1.契約内容 :LNG の生産・出荷設備の基本設計業務
(Preparation and Supply of the Front End Engineering and Design)
2.遂行体制 :千代田化工建設、CB&I 社、サイペム社で構成されるジョイントベンチャー(CJV)で実施。
千代田化工建設がジョイントベンチャーリーダーを務める。
以上