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日本産業機械工業会、6月の産業機械受注状況を発表
平成23年6月 産業機械受注状況
1.概要
本月の受注高は5,196億6,100万円、前年同月比133.6%となった。
内需は、3,300億8,300万円、前年同月比124.9%となった。
内需のうち、製造業向けは前年同月比124.3%、非製造業向けは同182.8%、官公需向けは同55.5%、代理店向けは同112.3%であった。
増加した機種は、ボイラ・原動機(180.2%)、化学機械(121.2%)、タンク(403.8%)、プラスチック加工機械(118.2%)、圧縮機(103.1%)、送風機(137.8%)、運搬機械(141.5%)、変速機(113.4%)の8機種であり、減少した機種は、鉱山機械(86.5%)、ポンプ(96.1%)、金属加工機械(59.4%)、その他機械(71.7%)の4機種であった(括弧の数字は前年同月比)。
外需は、1,895億7,800万円、前年同月比151.9%となった。
プラントは13件、881億9,600万円、前年同月比505.0%となった。
増加した機種は、化学機械(113.8%)、タンク(561.3%)、ポンプ(190.2%)、運搬機械(108.1%)、金属加工機械(2011.4%【20倍】)、その他機械(前年同月の受注金額がマイナスのため、比率を計上できず)の6機種であり、減少した機種は、ボイラ・原動機(34.8%)、鉱山機械(44.2%)、プラスチック加工機械(80.1%)、圧縮機(75.4%)、送風機(31.7%)、変速機(94.3%)の6機種であった(括弧の数字は前年同月比)。
2.機種別の動向
[1]ボイラ・原動機
電力の増加により前年同月比116.1%となった。
[2]鉱山機械
窯業土石、外需の減少により同72.6%となった。
[3]化学機械(冷凍機械を含む)
化学、旧一般機械*、電力、外需の増加により同119.1%となった。
[4]タンク
外需が大幅に増加したほか、石油石炭、鉱業も増加したことにより同511.1%となった。
[5]プラスチック加工機械
外需の減少により同95.1%となった。
[6]ポンプ
外需の増加により同122.7%となった。
[7]圧縮機
外需の減少により同87.6%となった。
[8]送風機
外需の減少により同86.3%となった。
[9]運搬機械
非鉄金属、情報通信の増加により同132.8%となった。
[10]変速機
鉄鋼、旧一般機械*、その他製造業の増加により同108.3%となった。
[11]金属加工機械
外需の増加により同809.7%となった。
*「旧一般機械」は、平成23年3月までの旧分類での「一般機械」+「精密機械」であり、新分類の「はん用・生産用機械」+「業務用機械」に対応する。
※以下の資料は添付の関連資料「平成23年6月 産業機械受注状況」を参照
(表1)産業機械 需要部門別受注状況
(表2)産業機械 機種別受注状況
(表3)平成23年6月 需要部門別機種別受注額