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豊田通商、バイオPET事業のグローバルサプライチェーンを構築
世界初−バイオPET サプライチェーン構築へ
豊田通商株式会社(本社名古屋市、社長:清水 順三 以下「豊田通商」)は、バイオPET※の原料であるバイオエタノールの調達から中間加工、最終バイオPETへの加工・販売まで一貫 したバイオPET事業のグローバルサプライチェーンを世界で初めて構築いたします。
豊田通商は、有限である化石資源の利用削減および食料との競合や森林破壊を行わないなど自然環境に配慮した環境負荷低減商品のグローバルな展開を目指し、バイオプラスチック事業に注力しております。
1.バイオモノエチレングリコール製造事業の合弁契約締結:
豊田通商は、最終製品であるバイオPETの原料となるバイオモノエチレングリコール(以下「バイオMEG」)を製造・販売するため、台湾の大手上場化学品メーカーである中國人造繊維股■有限公司(英文名:China Man−Made Fiber Corp. 本社台湾台北市、社長:王貴鋒、以下「CMFC社」)と合弁契約を締結し、台湾緑醇股■有限公司(Greencol Taiwan Corp. 以下「GTC社」)を設立することを合意いたしました。
※ 文中■は、人扁に分
2010年10月にGTC社を設立し、豊田通商がブラジルにて調達するサトウキビ由来のエタノールを原料に2011年末よりバイオMEGの商業生産を開始いたします。
豊田通商は、GTC社製品の販売先であるアジアのPETメーカーに対し、バイオPETの製造を委託し、日本および欧米の最終ユーザーへ販売いたします。
※ 参考資料は、関連資料参照