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JX日鉱日石金属など、ペルーでのケチュア銅鉱床開発プロジェクトのフィージビリティスタディを終了
ペルー共和国ケチュア銅鉱床開発プロジェクトのフィージビリティスタディの終了
並びに今後の対応について
JX日鉱日石金属株式会社(本社:東京都千代田区大手町二丁目,社長:岡田昌徳)および三井金属鉱業株式会社(本社:東京都品川区大崎一丁目,社長:仙田貞雄)の共同出資による銅事業会社パンパシフィック・カッパー株式会社(本社:東京都千代田区大手町二丁目,社長:足立吉正 以下「PPC」)は,2009年12月より本年7月までの間,ペルー共和国ケチュア銅鉱床開発プロジェクト(以下「ケチュアプロジェクト」)のフィージビリティスタディ(鉱量計算、設備の基本設計、経済性評価等)を実施してまいりました。
その結果,一定の銅価を前提とすれば,経済性のある開発は可能との評価を得ましたが,
[1]所期の想定に比して埋蔵鉱量が減少し,建設費が増加していることから,今後の銅価の動向等の投資環境を見極めつつ,周辺鉱床のポテンシャル検証やコスト改善等,経済性をさらに追求する必要がある
[2]2013年の生産開始を目指しているチリ共和国カセロネス銅・モリブデン鉱床開発プロジェクトが2012年には建設のピークを迎えることから、まずはこれに全力を傾注する必要がある等の事情を踏まえ,開発への移行およびその時期については,今後検討を重ね,判断することといたします。
PPCでは,原料の安定調達を図る観点から,引き続き自山鉱比率の向上を目指しており,有望鉱床探索のための探鉱や鉱山権益の取得を積極的に行ってまいります。
以上