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アジレント、高速デジタル規格のコンプライアンス試験の全自動システムを発表
アジレント・テクノロジーが、恒温槽や電源などの試験環境設定を含めた
高速デジタル規格のコンプライアンス試験の全自動システムを発表
アジレント・テクノロジー株式会社(社長:梅島 正明、本社:東京都八王子市高倉町9番1号)は、シリアルATA、USB 3.0、PCI Expressなどの高速デジタル規格のコンプライアンス試験に対して、恒温槽制御や電源制御、接続切り替え制御などを試験環境設定からコンプライアンス試験まで全自動で行うシステム「高速デジタルコンプライアンス試験全自動測定システム」を発表、本日より販売を開始します。
高速デジタル信号品質評価では、温度環境条件や電源条件などを変えながらの試験を行うことがあります。これらを手動で行う場合、その都度、測定者が常時測定器の前に待機し測定条件を手動で変更する必要があるため、時間やコストがかかってしまうという課題がありました。今回当社が開発した「高速デジタルコンプライアンス試験全自動測定システム」は、パソコンから、測定器や試験環境装置、スイッチなどを制御し、電源や恒温槽などの環境設定から、ケーブルやプローブの接続切り替え、コンプライアンスソフトウェアの実行、結果レポート作成までをワンボタンで行うことができるシステムです。エンジニアが測定器の前に常時いる必要がなく、全自動で効率的に測定を行うことができます。自動化により、作業時間を短縮できるほか、設定ミスなどの人的エラー低減にもつながるため、信頼性を向上させることが可能です。また、試験条件や各種試験項目のさまざまな要求にあわせてカスタマイズした全自動システムの提案も行っていきます。
「高速デジタルコンプライアンス試験全自動測定システム」は、アジレント・テクノロジー株式会社 本社・八王子事業所内にある電子計測本部アプリケーション・エンジニアリング部で開発したものです。
「高速デジタルコンプライアンス試験全自動測定システム」についての詳細情報は、以下のウェブサイトでご覧いただけます。
http://www.agilent.co.jp/find/SOL_HD_AutoCompliance
販売方針
*目標市場:
シリアルATA、USB、PCI Expressなど、高速デジタルバス関連半導体、部品、電気機器メーカの研究開発、製造、品質保証部門
*販売価格(発表日時点での税抜き参考価格です):
カスタマイズの規模により、個別見積もり
*販売開始日:
2011年7月26日
計測お客様窓口
電話:0120−421−345