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マクロミル、全国の20才以上の男女を対象にした「地デジに関する調査」結果を発表
地デジに関する調査
■2台目のテレビが「地デジに未対応」の人は、約2割
■地デジ対応後、「テレビを見る時間が増えた」約2割。「録画が増えた」約4割
■‘地デジ放送’の満足度は、7割超
■地デジになって、今後のテレビに「期待している」56%
インターネット調査会社の株式会社マクロミル(本社:東京都港区、代表:杉本哲哉)は、全国の20才以上の男女に、「地デジに関する調査」を実施いたしました。7月24日のアナログ放送終了を目前に、地デジ対応の実態および、テレビ視聴に関して調べました。
調査手法はインターネットリサーチ。調査期間2011年7月14日(木)〜7月16日(土)。有効回答数は520名から得られました。
【調査結果概要】
【1】 2台目のテレビが「地デジに未対応」の人は、約2割
全国の20才以上の男女に、家庭のテレビを地上デジタルテレビ放送に対応させたかどうかを尋ねたところ、主利用のテレビ(1台目)が地デジに対応している割合は96%、2台目のテレビは80%、3台目は71%、4台目は63%となりました。1台目については「今後対応する予定」も含めると99%に達しています。2台目が「地デジに未対応」の割合は約2割で、3台目は3割と台数が増えるほど未対応率が高くなっています。2台目以降のテレビにおいて「地デジに対応させる予定はない」という回答もあり、家庭のテレビの台数自体を減らす人もいるようです。
【2】 地デジ対応後、「テレビを見る時間が増えた」約2割。 「録画が増えた」 約4割
自宅のテレビを地デジ対応させた前後でのテレビ視聴態度に関する変化を尋ねたところ、‘テレビを見る時間(録画、リアルタイムは問わず)’が「増えた(増えた+やや増えた)」という回答は18%でした。‘録画したテレビ番組を見る時間’については「増えた」という回答が41%、‘とりあえず録画する番組’が「増えた」は37%、‘BS、CS放送を見る時間’が「増えた」は28%となっています。地デジ対応で、機能性の高いテレビへの買い替えや録画機器の購入が進みテレビ視聴スタイルが多様化しているようです。
【3】 ‘地デジ放送’の満足度は、7割超
テレビの地デジ対応を終えている人に、地上デジタルテレビ放送に対する満足度を尋ねたところ、「満足」と回答した人は43%、「やや満足」が30%となっており、合計で74%が満足している結果となりました。どのような点に満足しているかを尋ねると、「高画質・高音質」が最多で76%、次いで「テレビ画面で番組表が見れる(EPG)」が56%、「データ放送」が37%でした。
【4】 今後のテレビ放送に「期待している」 56%
7月24日の地デジ化にともない、今後のテレビに対する期待度について尋ねました。「非常に期待している」と回答した人は11%、「やや期待している」は45%となっており、合わせて56%の人が期待しているようです。期待する内容を具体的に尋ねると、「放送と通信の融合」「双方向のやりとりで視聴者参加型の番組が増えること」「テレビで買い物等が簡単にできるようになる」「テレビ画質が向上したことを意識した番組作り」「チャンネル数が増えること」など、様々な意見があがりました。
※調査結果詳細は添付の関連資料を参照