ワコール、ティーン向けノンワイヤーブラジャー「姉プチブラ」を発売

ふくらんできたバストを支える、

ティーンに向けたノンワイヤーブラジャー『姉プチブラ』発売


　株式会社ワコールは、バストが成長途中のティーンの女の子にむけたブランド「ワコールジュニア」から、ソフトな着けごこちでバストを支えるノンワイヤーブラジャー『姉プチブラ』を、８月中旬より発売します。
　ティーンの女の子の体型の成長変化についてワコール人間科学研究所で研究・調査をしたところ、「初経（はじめての生理）」の時期と深く連動していることがわかり２００５年より従来のバストの成長の外形的な変化に加えて、「初経」の時期を基点とした切り口で、成長段階別にステップ１・２・３（＊）に区分けし「ワコールジュニア」を発売しています。
　２０１０年３月には初経後の約１年間、ステップ２の後半からステップ３の前半の段階の女の子にむけたワイヤーなしでバストを優しく支える『ふわプチブラ』を発売して好評を得ました。
　今回の『姉プチブラ』は、初経後１年以上経過したステップ３の段階の女の子向けの商品で、バストの丸みにカップを合わせながら、ワイヤーなしでもふくらんできたバストを支えます。
　ワイヤー入りブラジャーと同じような見た目で、ソフトな着けごこちが得られるノンワイヤーのブラジャーを、バストの成長にあわせて選んでいただける「プチブラ」シリーズとして展開していきます。
　『姉プチブラ』は、全国の百貨店（子供肌着売場）で順次発売し、１０，０００枚の売上を目指します。（２０１１年８月〜１２月）

（＊）初経の時期との関係「ステップ１」初経の１年以上前、「ステップ２」初経をはさんで前後１年間、「ステップ３」初経後１年以上経過


　※商品画像は添付の関連資料を参照


●企画背景
　ワコールでは２００５年８月に、ティーンの女の子の体型の成長変化について、ワコール人間科学研究所の研究・調査結果を、『「初経」をキーにした現代ティーンの成長と体型変化について』（＊１）と題して発表し、その研究結果を基にして、ステップ１・２・３と成長段階別に商品をラインナップしています。
　近年バストの成長が早まっている流れの中で、ワイヤー入りのブラジャーが必要な成長段階をむかえた女の子の中でも「痛い」「痛そう」「ズレや肌あたりが気になる」など、ワイヤーに対しての不安の声が多く寄せられていました。
　一方、ワコールが行ったインターネット調査（＊２）によると、下着を買い替えるタイミングの２番目に「修学旅行などの学校行事のとき」が２６％と、「サイズが変わったとき」の４６％に続いて高い順位に挙がっているのがティーンの女の子の特徴で、自分が着用しているブラジャーの見た目（タイプやデザイン）に対して友達からの視線を気にすることが伺えます。
　そういった声に応えるべく、ワコールでは初経前後の成長が著しい時期のバスト変化に対応できて、成人女性に比べてかたいティーンのバストを優しく支え、見た目が子供っぽくならないノンワイヤーのブラジャーを企画しました。
　２０１０年３月にワイヤー代わりにバージステープ（特許出願中）でバストを支え、　カップ上辺を伸縮性のあるメッシュ状のウレタンを使用した着けごこちの優しい『ふわプチブラ』を発売、今回そのお姉さん版としてカップ構造を３枚接ぎにし、バストの膨らみに合わせた『姉プチブラ』の発売に至りました。

＊１　『「初経」をキーにした現代ティーンの成長と体型変化について』　２００５年８月５日発表
＊２　ワコール調べ　ｎ＝１６２人　８歳〜１６歳　実施期間　２００９年４月２８日〜２００９年５月２０日


　※以下、リリースの詳細は添付の関連資料を参照