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三菱地所、キャピタランドグループとの共同事業でシンガポールでのオフィス開発事業に参画

2011-07-20

三菱地所 キャピタランドグループとの共同事業にて
シンガポールでオフィス開発事業に参画
〜アジアで初となるオフィス事業への参画を決定〜



 三菱地所は、アジアにおける海外事業の拠点である三菱地所アジア社を通じて、アジア有数の不動産リーディングカンパニーであるキャピタランドグループ及び同社が運用する上場REITであるキャピタコマーシャル・トラストとの共同事業で、シンガポールラッフルズプレイスにおけるオフィス開発事業に参画することとしましたので、お知らせします。

 本事業は、シンガポールのビジネス中心地区である「ラッフルズプレイス」において、総事業費約920億円を投じ、現在キャピタコマーシャル・トラストが保有する駐車場ビルを、最新鋭のスペックを備えた地上約40階建ての大規模オフィスビルに建替えるものであり、三菱地所は、三菱地所アジア社を通じ、本事業のJVに約55億円を出資(事業持分比率10%)します。

 なお、本事業の計画地である「ラッフルズプレイス」は、金融機関や法律事務所等が集積するシンガポールのビジネス中心地区であり、中でも本計画地は、MRT(地下鉄)南北線・東西線の2路線が乗り入れる「ラッフルズプレイス」駅の至近、さらに、2013年には、計画地至近にMRTダウンタウン線の新駅が開業予定と、非常に高い交通利便性を有しています。また、本物件は、シンガポール中心部においてオフィスビルの新規供給が少ないと見込まれている2014年の竣工を予定しており、需給バランスからも、テナントの底堅い需要が期待できるものと考えています。

 三菱地所では、今後も、従来の米・英での不動産開発・保有事業に加え、これまで培ってきた国内外における事業の経験・ノウハウを活かし、また、本事業への参画により、シンガポールでの開発ノウハウを習得することで、アジアでの新規事業機会の獲得を積極的に進めてまいります。なお、キャピタランド社と三菱地所のJVは、ベトナム及びシンガポールにおけるマンション開発に続き、第3弾となります。


○プロジェクト概要
 事業シェア:CapitaLand Commercial Limited 50%、CapitaCommercial Trust 40%、三菱地所アジア10%
 総事業費:約14億シンガポールドル(約920億円)


○土地・建物概要
 所在地:146 Market Street,Singapore
 交通:MRT(地下鉄)North−South Line/East−West Line ラッフルズプレイス駅至近
 敷地面積:5,478m2
 延床面積:82,400m2
 基準階有効面積:約1,860m2〜2,320m2(約560坪〜700坪)
 建物規模:地上約40階建て/地上245m(予定)
 施工:未定
 設計監理:未定(伊東豊雄建築設計事務所がデザイン監修)
 着工:2011年第3四半期(予定)・・・既存建物解体工事着手
 竣工:2014年後半(予定)



※以下、リリースの詳細は添付の関連資料を参照


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