センコー、国際物流強化に向け米国ケンタッキー州に物流センターを設置

米国ケンタッキー州に拠点設置
〜　国際物流事業拡大へ拠点増強　〜


　センコー株式会社は国際物流強化の一環として海外拠点の拡充を進めており、今回、当社の子会社である　ＳＥＮＫＯ（Ｕ．Ｓ．Ａ．）ＩＮＣ．が、米国ケンタッキー州ウィンチェスター工業団地内に５８，８２１ｍ２（約１７，７９３坪）の土地を取得。第１期計画分として、６，３５８ｍ２（約２，０００坪）の物流センターを建設し、７月１５日（現地時間）から営業を開始しますのでお知らせいたします。

※参考画像は添付の関連資料を参照


　ケンタッキー州には日系企業が多く進出しており、今回進出したウィンチェスター工業団地内にもケミカル系企業や自動車メーカーなど多数の日系企業の現地法人があります。
　一方、同工業団地内には物流企業が少なく、ＳＥＮＫＯ（Ｕ．Ｓ．Ａ．）ＩＮＣ．は日系企業向けに米国内での商品輸送や輸出入関連サービスを提供するとともに、同団地内の現地（米国）企業や非日系企業向けに物流サービスを提供して行く計画です。

　第１期センターは、２００８年全米小売業売上第２位のクローガー殿が運営する工場向けに資材の保管・配送を行い、日本で使用しているＷＭＳ（ウェアハウス・マネジメント・システム）による在庫品の製造日別管理や製造ロット管理などキメ細かい倉庫管理を実施します。
　クローガー殿は近隣に多数の小売店舗を展開しており、ＳＥＮＫＯ（Ｕ．Ｓ．Ａ．）ＩＮＣ．では今回の工場内物流を足場に、得意とするチェーンストア向け物流を、米国企業向けに展開していく考えです。

　また、同センターは日系ケミカル系企業向けに低温物流サービスを提供します。当社グループとしては、海外拠点で初の低温倉庫運営となり、今後荷主ニーズを見極めながら低温分野の拡大も視野に入れ、同工業団地内の敷地に第２期、第３期物流センターを拡大して行きます。


　ＳＥＮＫＯ（Ｕ．Ｓ．Ａ．）ＩＮＣ．はケンタッキー物流センターで７月１１日　１１時（現地時間）から竣工式を行いました。ケンタッキー州知事をはじめ、ウィンチェスター市長、裁判所判事、商工会議所会頭など行政関連の方々に加え、お客様にご列席頂きました。


　本文中の施設概要は次の通りです。


【施設の概要】

１．名　称　：ケンタッキー物流センター
２．所在地　：米国ケンタッキー州ウィンチェスター市　工業団地
３．敷地面積：５８，８９３ｍ２（約１７，８４６坪）
４．建物構造：鉄骨造（Ｓ造）、平屋建
５．延床面積：６，３８０ｍ２（１，９３３坪）
　　　　　　　　内、低温倉庫（Ｃ３級冷蔵倉庫　＋１０℃〜−２℃）１，３２４ｍ２（約４００坪）
６．完　　　成：２０１１年７月１１日（７月１５日より営業開始）


＜ＳＥＮＫＯ（Ｕ．Ｓ．Ａ．）ＩＮＣ．会社概要＞
　現地法人名：ＳＥＮＫＯ（Ｕ．Ｓ．Ａ．）ＩＮＣ．
　本社所在地：米国イリノイ州　エルク　グローブ　ヴィレッジ
　資本金　　　：３８０万ドル
　代表者　　　：森川　晃
　事業内容　：内陸輸送（メキシコ、カナダ含む）、倉庫、国際複合輸送、輸出入貨物取扱、物流コンサルティング、３ＰＬ

以　上