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日本HP、統合サポートサービス「HP クリティカルアドバンテージ」を発表
x86サーバー仮想化環境でのミッションクリティカルな運用を支援する
統合サポートサービス「HP クリティカルアドバンテージ」を発表
−障害対応だけでなく障害予防も含めた
エンドツーエンドのサポートを提供し、保守コストを削減−
日本ヒューレット・パッカード株式会社(略称:日本HP、本社:東京都江東区、代表取締役 社長執行役員:小出 伸一)は本日、仮想化されたx86サーバー環境でミッションクリティカルなアプリケーションを運用する企業向けの統合サポートサービス「HP クリティカルアドバンテージ」を発表します。本サービスでは、仮想化環境で運用されるミッションクリティカルシステムの障害対応サポートおよび障害予防のための各種支援サービスを、日本HPがエンドツーエンドで提供します。
昨今、x86サーバーを用いた仮想化システムの導入が急速に進んでいます。これにともない、x86サーバーによる仮想化環境において、ミッションクリティカルなアプリケーションを運用するニーズも高まりつつあります。一方で、複雑化する仮想化環境でのミッションクリティカルなシステムの運用・保守にあたっては、「障害対応できるノウハウがない」、「エンドツーエンドのサポート体制を整備できない」、「運用・保守にかかるコストの増大」といった課題を抱えているのが実状です。
こうした課題を解決するため、日本HPでは、x86サーバーによる仮想化環境でミッションクリティカルなアプリケーションを運用する企業を対象に、新たな統合サポートサービス「HP クリティカルアドバンテージ」を提供します。本サービスは、日本HPが長年にわたり蓄積してきたHP−UXにおけるエンドツーエンドのクリティカルサポートの実績とノウハウをベースに開発したものです。お客様ごとに、サポートに関する統合相談窓口となる担当アカウントサポートチームを編成し、一般的な保守サービスで提供されるシステムの障害に一括対応するだけでなく、障害を未然に防ぐための支援サポートも提供します。
日本HPでは、本サービスにより、複雑化するx86サーバー仮想化環境において、ミッションクリティカルシステムのパフォーマンスと可用性を向上させ、運用・保守にかかる業務負荷やコストの削減およびROIT(ITが生み出すビジネス価値)の最大化を支援します。
<今回発表の新サービス>
サービス名:HP クリティカルアドバンテージ
価格3,150,000円〜(税抜3,000,000円〜)
販売開始日:7月13日
<「HP クリティカルアドバンテージ」の特長>
●お客様ごとに担当アカウントサポートチームを編成
サービス提供にあたっては、お客様ごとに、仮想化運用・保守のエキスパートを担当アカウントサポートチームに任命します。担当アカウントサポートチームは、以下のメンバーで構成されます。
・アカウントサポートエンジニア:
アカウントサポートチームのリーダーとして活動し、すべてのサービス内容を統合して管理します。アカウントサポートプランを作成・管理し、障害予防サービスを提供するほか、障害対応や障害予防のベストプラクティスと知識の提供を行います。
・担当レスポンスセンターエンジニア:
ミッションクリティカルサポートセンターの窓口として、お客様のIT環境を理解し、問題のエスカレーションを管理します。パッチ解析を含む障害予防のサポートや障害対応の課題に対処します。また、コール内容のレポートと傾向
を提供します。
・カスタマサポートエンジニア:
ハードウェアの障害対応サポートにおいて、「24時間週7日、6時間ハードウェア修復」を選択した場合に任命されます。ミッションクリティカル環境に精通したスタッフで、障害対応および障害予防のハードウェアサポートを担当します。
主にハードウェアの観点からの障害予防、障害対応を統括します。
●システムの重要度レベルにあわせて選択できる障害対応サポート
障害発生時の対応サポートでは、クリティカルアドバンテージ専用コール窓口を設置し、24時間対応のソフトウェア技術支援、ハードウェアサポートへの対応、重大障害に対する優先対応、迅速なエスカレーション管理を実現します。とくに、ハードウェアサポートについては、以下の3つのサービスを用意しており、各システムの重要度レベルにあわせて選択することができます。
年中無休6時間ハードウェア修復:
24時間対応でコール受付後6時間以内にハードウェアの修復を完了させます。
年中無休4時間対応:
24時間対応でコール受付後4時間以内に応答します。
標準時間4時間対応:
8時45分から17時30分でコール受付後4時間以内に応答します。
なお、「24時間週7日コール受付、6時間ハードウェア修復」を選択した場合のみ、専用部品在庫管理サービスを提供します。
●お客様のニーズに柔軟に対応する障害予防サポート
障害を未然に予防するための支援サポートでは、基本サービスとして、アカウントサポートプランの策定を始め、サポートプランニングとアクティビティレビュー、運用と技術に関するアドバイス、障害の自動通報とリモートサポート、オンライン情報提供、OSとソフトウェア、ファームウェアのリビジョン解析、仮想化と物理環境の技術レビューなどを提供します。さらに、この基本サービスの他に、仮想化環境のパフォーマンス・キャパシティ分析など複数の拡張サービスメニューを用意しており、お客様のニーズに応じて選択、追加することができます。また、お客様固有のサービス内容を担当アカウントサポートエンジニアとともに柔軟に定義することも可能です。
■新製品に関する情報は以下のURLを参照してください。
http://h50146.www5.hp.com/services/infrastructure/m_critical/ca.html
文中の社名、商品名は、各社の商標または登録商標です。
■お客様からのお問い合わせ先
カスタマー・インフォメーションセンター TEL:03−6416−6660
ホームページ:http://www.hp.com/jp/
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2011年7月