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JFEエンジニアリングなど、岩手県八幡平の地熱発電事業化検討に関する協定を締結

2011-07-14

岩手県八幡平・地熱発電事業化検討に関する協定の締結について


 このたび、岩手県八幡平市(市長:田村正彦)、日本重化学工業株式会社(本社:東京都中央区、社長:道林孝司、以下「日本重化学」)、地熱エンジニアリング株式会社(本社:岩手県岩手郡滝沢村、社長:小関正弘、以下「地熱エンジ」)およびJFEエンジニアリング株式会社(本社:東京都千代田区、社長:岸本純幸、以下「JFEエンジ」)の四者は、岩手県八幡平市八幡平御在所地域(松尾八幡平地域)における地熱発電の事業化検討に合意し、協定を締結いたしました。

 当地域は、全国でも有数の地熱地帯です。四者は、これまでに独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)から委託を受け、当地域の地熱開発促進の諸調査を行ってまいりました。これらの調査を通して、当地域には最大で20〜50MW相当の地熱資源の腑存が想定されています。その資源としてのポテンシャルの高さから地熱発電可能と判断し、四者は今後、具体的に事業化の検討を進めるとともに、関係諸官庁と許認可の取得等について協議を行ってまいります。

 八幡平市は、環境と調和・共生した暮らしや産業の仕組みをつくる中で、再生可能エネルギーの実用性を探り、二酸化炭素排出量削減などの地球温暖化対策に取り組んでおります。
 日本重化学ならびに同社グループ会社の地熱エンジは、日本初の松川地熱発電所を立ち上げるなど地熱発電パイオニアとして、地熱探査や掘削、分析、蒸気生産管理などの資源開発において、国内トップクラスの技術力を有しております。
 JFEエンジは、地熱発電分野において、全国18箇所の発電所のうち9箇所で蒸気設備を建設しており、また昨年度にはバイナリー発電※システムも商用化しました。さらに今後は発電事業への参入も視野に入れております。

 これら各社の強みを活かし、四者は早期に検討を進め、2015年には出力7,000kW級の発電設備による送電開始を目指し、再生可能エネルギーの活用に貢献してまいります。

※バイナリー発電:地熱流体の熱を用いて低沸点媒体を沸騰させタービンを回し発電する方式。地熱のサイクルと低沸点媒体のサイクルの二つの(バイナリー)サイクルを持つことからバイナリー発電と言う。産出する地熱流体を全量地下に還元でき、環境にやさしい地熱発電方式。


以上

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