トレンドマイクロ、スマートフォン用セキュリティー対策製品「ＴＭＭＳ」を発売

Ａｎｄｒｏｉｄ（ＴＭ）端末のセキュリティ対策とデバイス管理に対応した
「Ｔｒｅｎｄ　Ｍｉｃｒｏ　Ｍｏｂｉｌｅ　Ｓｅｃｕｒｉｔｙ（ＴＭ）　７．０」を発売

〜企業でのスマートフォンの安全な利用を実現〜



　トレンドマイクロ株式会社（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長　兼　ＣＥＯ：エバ・チェン　東証一部：４７０４、以下、トレンドマイクロ）は、スマートフォン用セキュリティ対策製品「Ｔｒｅｎｄ　Ｍｉｃｒｏ　Ｍｏｂｉｌｅ　Ｓｅｃｕｒｉｔｙ　７．０（以下、ＴＭＭＳ）」を８月１日より受注開始します。ＴＭＭＳは、企業で利用するスマートフォンにセキュリティ対策とデバイス管理を提供します。また、スマートフォンを企業のセキュリティポリシーに従って集中管理できます。本バージョンでは、Ｗｉｎｄｏｗｓ　Ｍｏｂｉｌｅに加えてＡｎｄｒｏｉｄ端末に対応しました。ＴＭＭＳによる今後一年間の販売目標は５億円です。

　近年、スマートフォンの企業利用が注目される中で、システム管理者はスマートフォンのセキュリティ対策やデバイス管理に課題を持っています。トレンドマイクロが２０１１年３月に実施した調査によると、スマートフォンのセキュリティ課題は「盗難／紛失による情報漏えい」が６０．８％で最も高く、モバイル端末からの情報漏えいを懸念していることがうかがえます。また、Ａｎｄｒｏｉｄ端末に感染する不正プログラムは半年で１６倍に急増（※１）しています。
　スマートフォンはＰＣと同様に、企業内に設置された情報資産やクラウドサービスへアクセスして業務を行うことが想定されます。企業においては、不正プログラム対策や、盗難／紛失時のデバイス管理、スマートフォンを資産の１つとして適切なセキュリティポリシーで集中管理することが求められます。

※１　２０１０年１２月末と２０１１年６月末時点の当社のパターンファイル登録数を比較

　ＴＭＭＳはＡｎｄｒｏｉｄ端末向けに、不正プログラムの検索や不正なＷｅｂサイトへのアクセスを防止するセキュリティ対策に加えて、盗難／紛失時の端末データの消去、位置情報（ＧＰＳ）による端末の検索、カメラやＢｌｕｅｔｏｏｔｈといった機能の使用制限などのデバイス管理機能を提供します。また、ＯＳやパターンファイル情報の一元管理、パターンファイルの強制アップデート、端末ログの収集などの集中管理機能（※２）を利用することで、企業におけるスマートフォンを統合的に管理できます。

※２　パターンファイルの強制アップデート、端末ログの収集は２０１１年１１月頃に強化／実装する予定です。


※「Ａｎｄｒｏｉｄ端末向けの主な機能」など詳細は、添付の関連資料を参照