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凸版印刷と関西学院大、iPad活用の教育機関向けeラーニングシステムを研究開発

2011-07-12

凸版印刷と関西学院大学
iPadで学ぶeラーニングシステムを共同で研究開発
〜NHKの教育番組『大科学実験』を使ったマルチプル電子図鑑を制作〜



 凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金子眞吾、以下凸版印刷)と関西学院大学(所在地:兵庫県西宮市、学長:井上琢智、以下、関西学院大学)のサイエンス映像研究センター(※)は、小・中・高等学校などの教育機関向けに、iPadを活用するeラーニングシステムを共同で研究開発。本システムにより、教師と生徒のコミュニケーションおよび教師間で指導内容の共有が可能になります。
 具体的には教師の問題作成・編集、採点、成績管理を可能にし、また、指導内容のデータバンクをクラウド上に作ることで、教師間での交流や、指導内容の共有化ができます。一方、生徒は楽しく学びながら問題に対する回答や成績が確認でき、授業の理解度の把握や個人学習に役立てることができます。教育現場で副教材として利用されることを想定し、教師と生徒のコミュニケーション補助ツールとして、学習効果を高めることができます。また、本システムは、文部科学省が推進する「教育現場でのICT活用」にも役立てることができます。

 凸版印刷と関西学院大学は、本システムに搭載する研究開発コンテンツ第一弾として、NHKの『大科学実験』(※)の映像をメインにしたマルチプル電子図鑑を制作。マルチプル電子図鑑は、番組内容に沿った画像や動画、科学史などが複合的に閲覧できる仕組みで視覚的に楽しく学べるため、物理分野の理解を深めることができます。
 凸版印刷と関西学院大学は、今後本システムの実証実験を行います。また、2011年秋を目処に凸版印刷が販売を開始する予定です。


【背景】
 ・総務省は2015年までにすべての児童・生徒にデジタル教科書・教材用の情報端末を1台ずつ配布する方針です。文部科学省もデジタル教科書・教材用の情報端末の導入に向けた有識者懇談会を始め、活用法などについて中間報告をまとめる方針です。
 ・このような中、今回、教育分野での映像活用に関する研究を行っている関西学院大学と、iPadをはじめとするタブレット端末の教育現場での活用方法を検討している凸版印刷の両者の強みを合わせ、共同の研究開発に至りました。


【特長】
<e−ラーニングシステム>
 ・本システムは、iPadで学べるeラーニングシステムで、教師と生徒のコミュニケーションおよび教師間で指導内容の共有ができます。
 ・本システムにより、教育機関ではさまざまな環境にあわせて、これまでにないきめの細かい教育指導が実現できます。

 ■教師:問題作成、編集、採点、成績管理に加え、クラウド上で教師間での交流を可能にして、指導内容の共有化(カリキュラムデータバンク)が可能。
 ■生徒:問題に対する回答ができ、豊富な映像などで理解度を促進することができます。


*「e−ラーニングシステム」イメージ・「マルチプル電子図鑑」詳細などは、添付の関連資料を参照

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