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MSD、4価HPVワクチン「ガーダシル 水性懸濁筋注シリンジ」など3製品について製造販売承認を取得
MSD株式会社、3製品の製造販売承認を取得
4価HPVワクチン、MRSA感染症治療薬、抗悪性腫瘍剤を通じ
予防から治療まで、アンメット・メディカル・ニーズに対応
MSD株式会社(本社:東京都千代田区、社長:トニー・アルバレズ、以下MSD)は7月1日、4価HPVワクチン「ガーダシル(R)水性懸濁(けんだく)筋注シリンジ」と「ガーダシル(R)水性懸濁筋注」(一般名:組換え沈降4価ヒトパピローマウイルス様粒子ワクチン(酵母由来)、以下「ガーダシル(R)」)、MRSA感染症治療薬「キュビシン(R)静注用350mg」(一般名:ダプトマイシン、以下「キュビシン(R)」)、および抗悪性腫瘍剤「ゾリンザ(R)カプセル100mg」(一般名:ボリノスタット、以下「ゾリンザ(R)」)の3製品について製造販売承認を取得いたしました。
MSDはこれら3製品の承認取得により、疾患の予防から治療に至るまで、さらに幅広い選択肢を医療現場に提供できるものと期待しております。「ガーダシル(R)」は、ヒトパピローマウイルス(HPV)の6型、11型、16型および18型によって引き起こされ、女性特有のがんとしては2番目に多い※子宮頸がんだけでなく、その他のHPV疾患も広く予防できる4価HPVワクチンで、日本女性の健康に貢献できると考えております。「キュビシン(R)」は、院内感染症の起炎菌の一つとして近年注目が高まるメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)感染症に対し、新しい作用機序による治療選択肢を提供します。さらに「ゾリンザ(R)」は、厚生労働省が設置する「未承認薬使用問題検討会議」にて、指定稀少疾患である皮膚T細胞性リンパ腫の治療薬として開発要請を受け検討・開発された製品であり、アンメット・メディカル・ニーズに応える医薬品開発に注力するMSDのコミットメントの表れでもあります。
MSDはこれからも、日本市場における研究開発を重視し、画期的な新薬およびワクチンの提供を通して、日本の医療と患者さんのQOLの向上に貢献できるよう、さらに努力してまいります。
※国立がんセンターがん対策情報センター 部位別がん罹患率 全年齢2005年
各製品の詳細につきましては、添付のプレスリリースをご覧ください。
・4価HPVワクチン「ガーダシル(R)」製造販売承認を取得
・MRSA感染症治療薬「キュビシン(R)」の製造販売承認を取得
・抗悪性腫瘍剤「ゾリンザ(R)」の製造販売承認を取得
以上
<MSDについて>
MSDは、すこやかな世界の実現を目指して努力を続ける、グローバルなヘルスケア企業です。医療用医薬品、ワクチン、生物学的療法および一般向けならびにアニマルヘルスケア製品の提供を通じてお客様と協力し、世界140カ国以上で事業を展開して革新的なヘルスケア・ソリューションを提供しています。さらに、さまざまなプログラムやパートナーシップを通じて医薬品を必要とする人々への製品寄付や供給を行い、医薬品へのアクセスを推進する活動に積極的に取り組んでいます。MSDの詳細については、http://www.msd.co.jpをご参照ください。