イマコト

最新の記事から注目のキーワードをピックアップ!

Article Detail

オリンパスイメージング、「マイクロフォーサーズシステム規格」に準拠した大口径広角単焦点レンズを発売

2011-07-05

「マイクロフォーサーズシステム規格」準拠
大口径広角単焦点 “ハイグレードスナップレンズ”

「M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0」(35mm判換算24mm)を発売


 オリンパスイメージング株式会社(社長:高山 修一) は、「マイクロフォーサーズシステム規格」に準拠した大口径広角単焦点レンズとして、「M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0」を発売します。
 本レンズは、当社がこれまでに「ZUIKO」レンズで培ってきた匠の技に、最先端の光学技術を駆使して開発した、小型ながら高い描写性能を誇る、「M.ZUIKO DIGITAL」待望の広角12mm(35mm判換算24mm)、大口径F2.0の単焦点レンズです。室内から風景撮影まで、広角レンズならではの迫力のある世界を表現できる上、クリアでヌケがよく、画面全域でシャープな描写性能と、高速かつ静粛なオートフォーカス駆動を実現する“MSC(Movie & Still Compatible)機構”を備えています。また、金属外装による質感溢れるデザインは、本レンズと同時発売する「OLYMPUS PEN E−P3」に組み合わせることで、時代を超えた、普遍的な佇まいを提供します。なお、発売は2011年7月22日を予定しています。


<主な特長>
 1.職人の技と最先端の技術で、小型化と高性能・高画質を高い次元で実現
 2.金属外装による高い質感、高品位なフォルム、凝縮感漂うデザイン
 3.フォーカスリングを手前にスライドすると、指定の距離にフォーカスが移動する「スナップショットフォーカス機構」を新たに採用


<発売の概要>
 カテゴリー:交換レンズ
 製品名:「M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0」
 希望小売価格:95,000円(税込 99,750円)
 発売予定日:2011年7月22日


 ※製品画像は添付の関連資料を参照


<主な特長について>
1.職人の技と最先端の技術で、小型化と高性能・高画質を高い次元で実現
● ZUIKOレンズの伝統を作り上げたオリンパスならではの光学技術
 「M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0」には、諸収差の効果的な補正やレンズの小型化に役立つが、レンズ中央部と周辺部の厚さの比が極めて大きく、高精度な技術が必要なDSA(大偏肉両面非球面)レンズを含む非球面レンズ2枚、球面収差の補正能力が高いスーパーHR(超高屈折率)レンズ、色収差の補正に絶大な効果を発揮するED(特殊低分散)レンズ1枚などを含む、8群11枚のレンズが使われています。これらのレンズをバランスよく配置することで、広角12mm(35mm判換算24mm)、F2.0の開放状態から、画面全域でコントラスト・シャープネスの高い、ヌケのよい優れた画質を、最大径56mm×全長43mm、重さ130g という小ささで実現しました。
 また、透過率が良く、これまで防ぐことが困難だったゴースト、フレアを徹底的に排除するZERO(Zuiko Extra−low Reflection Optical)コーティングを、レンズ表面に新たに施すことにより、逆光などの悪条件下でもクリアな描写性能を確保しています。このZEROコーティングは、顕微鏡の多層膜成膜技術で蓄積した薄膜制御技術から生み出されたコーティング技術です。
 これらの開発・製造は、設計段階における豊富なノウハウ、面精度を正確に評価できる測定手法、先進の超高精度非球面成型技術、熟練の研磨の技、超精密な組立技術、の全てがなければ成し得ません。光学メーカーであるオリンパスだからこそ実現できる様々な光学技術の粋が、本レンズに詰め込まれています。

●暗所撮影で威力を発揮する大口径F2.0の明るさ+「PEN」シリーズのボディー内手ぶれ補正機構
 暗いシーンで、手持ちでスナップを撮ろうとする際、三脚やフラッシュがないと、撮影はとても困難な状況でした。今回発売する「M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0」は、24mm(35mm判換算)の広角でF2.0という大口径かつ、当社「PEN」シリーズには、全ての機種でボディー内に手ぶれ補正機構を内蔵しているので、暗所撮影可能な領域が大きく広がります。夕暮れや室内など光量が少ない環境下はもちろん、観光地や人通りが多くて三脚が使えない場所や、動物園や水族館などのフラッシュが禁止されている場所でも、ワイドで迫力ある写真を手軽に撮影できるようになります。

●AF(オートフォーカス)の高速化・静音化を達成する“MSC (Movie and Still Compatible) 機構”
 「M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0」に搭載した“MSC (Movie and Still Compatible) 機構”は、軽量かつ少ないレンズ枚数で、高速かつ静かなピント合わせを実現するために開発した先進の光学設計技術です。動作音の原因になるギアを排除し、サブミクロン精度に仕上げた金属軸(シャフト)と送りねじ(スクリュー・ドライブ)による機構を採用することで、ダイレクトにフォーカス用レンズを駆動させます。
 「M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0」は、この“MSC機構”を用いたインナーフォーカス方式を採用し、小型で軽量なレンズ1枚の移動でピント合わせをおこないます。これにより、高速かつ静粛でなめらかなオートフォーカス駆動を実現しています。このスムースなオートフォーカス動作により、静止画だけでなく動画でもストレスなく快適な撮影を楽しめます。

2.金属外装による高い質感、高品位なフォルム、凝縮感漂うデザイン
 金属外装による手触りの良い硬質な質感、精密機器特有の凝縮感漂う高品位なフォルムは、後世に渡り、何年経っても味わえる価値を持つものを作りたい、という思いを込めて、デザインされたものです。一目見るだけで高性能だと実感できる雰囲気や、「光」「技術」「鉱物(ミネラル)」が一体となって生み出される魅力を表現しています。同時発売する「OLYMPUS PEN E−P3」に組み合わせることで、時代を超えた佇まいを提供します。

3.リングを手前にスライドすると、指定の距離にフォーカスが移動する「スナップショットフォーカス機構」を新たに採用
 「M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0」では、広角レンズの特長を活かしたスナップ撮影用の機構として、「スナップショットフォーカス機構」と呼ぶ新たな仕組みを搭載しました。この機構は、フォーカスリングを手前にスライドすると、指定の距離にフォーカスが移動する仕組みになっており、フォーカスリングを回転させると、フォーカス位置がレンズ鏡筒に刻まれた距離目盛の位置に移動します。この機構を用いることによって、例えば、カメラのモードダイヤルをAまたはMモードに合わせて、絞り値をF8.0、フォーカス位置を3mに設定すれば、手前から背景までピントの合ったパンフォーカス撮影が可能となり、スナップ撮影をより軽快に、楽しむことができます。


<別売関連製品>
 ※添付の関連資料を参照


<主な仕様>
 ※添付の関連資料を参照


<本件に関するお問合せ先>
●一般の方:
 オリンパスカスタマーサポートセンター TEL 0120‐084215(フリーダイヤル) FAX 042−642−7486
 (※携帯・PHSからはTEL 042−642−7499)
●ホームページ: http://olympus-imaging.jp/

この記事に関連するキーワード

パンフォーカス 非球面レンズ シャフト ミネラル フレア

Related Contents

関連書籍

  • 死ぬまでに行きたい! 世界の絶景

    死ぬまでに行きたい! 世界の絶景

    詩歩2013-07-31

    Amazon Kindle版
  • 星空風景 (SKYSCAPE PHOTOBOOK)

    星空風景 (SKYSCAPE PHOTOBOOK)

    前田 徳彦2014-09-02

    Amazon Kindle版
  • ロンドン写真集 (撮影数100):ヨーロッパシリーズ1

    ロンドン写真集 (撮影数100):ヨーロッパシリーズ1

    大久保 明2014-08-12

    Amazon Kindle版
  • BLUE MOMENT

    BLUE MOMENT

    吉村 和敏2007-12-13

    Amazon Kindle版