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サノフィ・アベンティス、東北大学と3年間の包括協定契約を締結
サノフィ・アベンティス
東北大学と包括協定契約締結
サノフィ・アベンティス株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:ジェズ・モールディング、以下「サノフィ・アベンティス」)は、東北大学(宮城県仙台市、総長:井上 明久)と3年間の包括協定契約を締結したことを発表しました。
本協定は、サノフィ・アベンティスが東北大学における数多くの創造的かつ革新的な研究の紹介を受け、その中から将来サノフィグループにとって有益になるであろう研究テーマを見出し、共同開発につなげるものです。この協定契約によりサノフィ・アベンティスは、東北大学のライフサイエンス領域研究における革新的なシーズ・研究を包括的に模索する初の産業パートナーとなり、優れた地域・技術・科学領域間にまたがる創造的ネットワークを中心とした構造を構築するというアプローチが強化されます。
サノフィ・アベンティスの社長ジェズ・モールディングは、「東北大学の研究者との包括的協定は、日本において最高のイノベーターと関係を構築し、共同研究を行うというサノフィ・アベンティスの取り組みを強調するものです。今回締結した協定により、東北大学の一流の研究者とサノフィ・アベンティスとの間でオープンかつ充実した科学的交流を進めることで、さまざまな治療領域における明確なヘルスケアの進歩と、日本の患者さんのための包括的なヘルスケアソリューションの創出・開発を目指すことができると確信しております」と述べています。
サノフィ・アベンティスは、先ごろ『私たちは、日本の健康と笑顔に貢献し、もっとも信頼されるヘルスケアリーダーになる』という新しいビジョンを策定しました。今後も日本発の研究、技術、化合物によって、日本のみならず、世界の医薬品開発や患者へ貢献するために、日本を代表する先端の研究をしている大学・研究機関との提携に力を入れていきます。
<東北大学、サノフィ・アベンティスが担う役割について>
4半期に1度、共同研究委員会(Joint Research Committee)を開催し、学内の創造的かつ革新的としうる研究を選定します。この共同研究委員会では東北大学の担当研究者が直接サノフィ・アベンティスに研究内容を説明し、サノフィ・アベンティスと方向性の確認や意見交換などを行います。サノフィ・アベンティスにとって有益と思われる研究については、そのテーマごとに研究者の所属する部局と別途、共同研究契約を締結し、さらに研究を進めることになります。
以上
<東北大学について>
東北大学は、建学以来「研究第一」、「門戸開放」、「実学尊重」の理念を掲げ、World Leading University として、世界最高水準のバイオメディカル研究、ライフサイエンスおよび大学院教育を通じて世界の健康向上に取り組んでいます。
<サノフィ・アベンティス株式会社について>
サノフィ・アベンティスは、約3,000人の従業員を擁し、「日本の健康と笑顔に貢献し、最も信頼されるヘルスケアリーダーになる」をビジョンに、医療用医薬品の開発・製造・販売を行っています。日本における2010年度の売上高は22億2,500万ユーロ(前年同期比9.1%増)でした。詳細は、 http://www.sanofi-aventis.co.jp をご参照ください。サノフィ・アベンティスは、サノフィ・グループの一員です。