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ネットマークス、指紋認証ソフトウェア「SecureSuiteV」の新バージョンを提供

2010-10-29

ネットマークスの指紋認証ソフトウェア「SecureSuiteV」、世界トップクラスのシェアを誇る指紋認証デバイスに新たに対応

〜Windows 7(32bit/64bit)環境への移行に合わせ拡販を加速〜


 ネットワーク・ソリューションプロバイダの株式会社ネットマークス(東京都江東区豊洲、代表取締役社長 佐藤 宏、以下 ネットマークス)は、認証基盤ソフトウェア「SecureSuiteV(セキュアスイート ファイブ)」の新バージョンの提供を10月より開始いたします。今回新たにAuthenTec社(米国フロリダ州、CEO Larry Ciaccia)の指紋認証デバイス「EIKON」シリーズに対応し、本製品と組み合わせることにより、より安価にWindows 7環境への導入が可能となります。

 「SecureSuiteV」は、IDとパスワードのみの認証に代わり、指紋認証等により利用者を特定し、なりすましを防止する認証ソフトウェアです。本製品は、従来から様々なICカードや指紋認証デバイスに対応していました。今回新たに対応したAuthenTec社の指紋認証デバイスは、国内外の主要メーカのノートパソコンの多くに組み込まれており、世界トップクラスのシェアをほこり、すでに約1億個以上の出荷台数を誇っています。その中でも同社の「EIKON」シリーズは、多様なニーズに対応できるよう、センサー上に指を置きスライドさせることで指紋を読み取る形式をはじめとした、様々なタイプが用意されている外付けUSB型指紋認証デバイスです。Windows 7はもちろんのこと64bitにも対応しているため、高性能CAD等を使用するクライアントPCでも快適に使用することが可能です。このように高性能でコスト競争力もある指紋認証デバイス「EIKON」シリーズを「SecureSuiteV」と組み合わせることで、Windows 7環境においても簡単かつ低コストで高いセキュリティレベルを実現することができます。

 ネットマークスでは、クライアントPCのWindows 7へのOS移行を契機とする既存の認証システム見直しに合わせて、Windows 7及び64bit対応の「SecureSuiteV」とAuthenTec社の指紋認証デバイス「EIKON」シリーズをはじめとする認証デバイスを組み合わせたソリューションの拡販を推し進め、主に製造業や金融機関をはじめとするエンタープライズ市場に向けて販売を行います。


 近年、企業ネットワークはクラウドなどのデータセンターに情報資産を集中化されており、なりすましにおける不正アクセスリスクがますます高まってきていることから、IDとパスワードのみの認証よりも強固なユーザ認証が求められています。

 一方、クライアントPCについては、2010年10月にWindows XPが搭載されたパソコンの販売終了が予定されており、Windows 7環境への移行の対応が迫られています。しかしWindows 7へ移行する場合、現在使用しているICカードや指紋等を利用した認証システムがWindows 7や64bitOSに対応できていないといった課題があるのが現状です。

 今回新しく採用したAuthenTec社の指紋認証デバイス「EIKON」シリーズは、Windows 7の64bitOSに対応しているだけでなく、先進のテクノロジーにより偽装指紋対策や多様な条件化での高い読み取り精度を実現しています。

 また、他の指紋認証デバイスと比べ安価なため、「SecureSuiteV」と組み合わせることでWindows 7環境に対応する認証システムの導入コストを抑えることが可能となります。

 指紋認証デバイス「EIKON」シリーズを含む「SecureSuiteV」の価格は1300万円から(税別・1000ユーザの場合)です。ネットマークスでは、Windows 7移行に伴うユーザ認証システムの見直し機運の高まりに合わせ、「EIKON」シリーズをはじめとする認証デバイスを組み合わせた「SecureSuiteV」の拡販を進めてまいります。


 なお、今回の発表に際してAuthenTec社副社長のTom Aebli様よりコメントを頂いています。「今回、ネットマークスのSecureSuiteVが当社の指紋認証デバイス「EIKON」シリーズに対応したことを歓迎します。利便性とセキュリティを両立した本ソリューションが、金融機関をはじめとするエンタープライズ市場に受け入れられることを確信しています」



【「SecureSuiteV」の特長】

◆Active Directoryとの一体管理
 「SecureSuiteV」は、アカウントの認証情報をActive Directory Light Weight Directory Service (AD−LDS)に格納するため、従来のActive Directory(※1)との親和性を維持しつつ、稼働中のActive Directoryへのスキーマ拡張やサービスのインストールの必要無しに導入することが可能になります。そのため小規模から大規模なシステム構成まで対応することができます。Active Directoryと同様にドメイン、OU(Organization Unit)、ユーザ、コンピュータの各々の単位で認証方法やポリシーを柔軟に適用することができるので、例えば個人情報を操作する特別なPCのみ認証条件を強化するといった使い方が可能です。

◆新OS対応
 Windows 7及び64bitOSに対応しています。

クライアントシングルサインオン
 Webアプリケーションクライアントサーバ型のアプリケーションの認証を自動化することができるので、ユーザは一度の認証で様々なアプリケーションが利用できるようになります。シングルサインオン情報はサーバに格納されることでユーザの認証情報を一括で管理することが可能です。

シンクライアントソリューション対応
 Citrix XenAppやWindows Terminal Serviceでの利用にも対応しております。

◆マルチデバイス認証
 ICカードや指紋認証デバイスなど様々な種類の認証デバイスを利用することができます。

◆マルチメソッド認証
 いくつかの認証デバイスを組み合わせて構成した認証方式を、ひとつのアカウントに対して複数割り当てることができます。管理者によって複数の認証方式を割り当てられたユーザは、ログオン時に任意の認証方式を選択し、認証をおこなうことが可能になります。


【指紋認証デバイス「EIKON」シリーズの特長】

◆HD3Dセンシングテクノロジーを採用
 詳細で鮮明な画像を取得することができるHD3Dセンシングテクノロジーを採用することにより、指の表面状況の影響を受けにくい真皮指紋を読み取ることが可能です。

◆なりすまし対策
 AuthenTec社独自の技術により、偽造指紋によるなりすましを防ぐことができます。

◆新OS対応
 Windows 7及び64bitOSに対応しています。

(※1):「Active Directory」
 ネットワーク上のサーバやクライアントPCを利用するユーザの属性やアクセス権などの情報を一元管理するシステム


以上


 *記載されている会社名及び製品名等は、各社の商標または登録商標です
 *上記価格、出荷(サービス)開始時期については予告なく変更する場合があります


■株式会社ネットマークスについて
 ネットマークスは、ネットワークシステムの構築をベースに、ユニファイドコミュニケーションやデータセンターソリューションなど最先端の技術に基づき、トータルにお客様をサポートしております。
 ICT基盤の構築や最適なソリューションのご提供、24時間365日対応のアウトソーシングサービスなど、進化する企業コミュニケーションに求められる様々な課題にお応えしてまいります。
 ネットマークスに関する詳しい情報は以下のWebサイトをご参照ください。
  http://www.netmarks.co.jp/

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